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図解手帖 ZUKAI TECHO

毒キノコの見分け方は迷信だらけ|採らない・食べない・人にあげないが基本

「縦に裂ければ食べられる」「虫が食べていれば安全」は毒キノコの見分け方にならないとされています。厚生労働省や自治体が示す基本ルールと、よくある迷信、食べてしまったときの動き方を1枚図解で整理しました。

健康 読了 3 分 公開:
毒キノコの見分け方に関するよくある迷信(縦に裂ける・地味な色・調理や塩漬け)と、実際の注意点を対比した図解
毒キノコの見分け方に関するよくある迷信(縦に裂ける・地味な色・調理や塩漬け)と、実際の注意点を対比した図解

毒キノコは、形や色では見分けられません。 厚生労働省は、キノコ毒のような自然毒について「件数や患者数は細菌性食中毒ほど多くないが、致命率の高いものがあり、食品衛生上きわめて重要」としています。秋の行楽でキノコ狩りやもらい物のキノコを口にする前に、基本ルールと、広く信じられている迷信を整理しておきましょう。

基本は「採らない・食べない・売らない・人にあげない」

埼玉県や東京都目黒区など自治体は、食用と確実に判断できないキノコについて「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」を呼びかけています。図鑑やインターネットの写真と照らし合わせた自己判断も勧められていません。埼玉県は、スマートフォンの画像検索で判断して毒キノコを食べ、食中毒になった事例があると紹介しています。

よくある迷信は、どれも目安になりません

自治体が「誤り」と案内している主な迷信は次のとおりです。柄が縦に裂けるものは食べられる、という話は、毒キノコにも縦に裂けるものがあるため当てになりません。地味な色なら安全というのも誤りで、毒キノコには地味な色が多いと説明されています。虫が食べているキノコなら大丈夫という話も、毒キノコでも虫は食べるため根拠にならないとされています。ナスと一緒に調理する、干す、塩漬けにして水洗いする、といった方法でも毒成分は取り除けません。

食用キノコでも「生」と「食べすぎ」は避ける

目黒区は、食用キノコでも生で食べたり一度に大量に食べたりすると食中毒になることがあるとしています。スーパーで買ったキノコは加熱して適量を食べる、という普通の使い方であれば過度に心配する必要はありません。心配なのは、山や庭で採ったキノコ、人からもらったキノコの扱いです。

食べたあとに具合が悪くなったら

体調に異常を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。食べたキノコが残っていれば持参すると、治療の参考になります。迷ったときは、お住まいの地域を管轄する保健所に相談できます。

行楽の準備では、キノコ以外にもクマに出会わないための対策や秋のイベントの時期も確認しておくと安心です。食中毒全般の傾向は食中毒は夏だけじゃないにまとめています。

※この記事は一般的な情報提供であり、診断・治療に代わるものではありません。キノコの種類の判断は専門家(地域の保健所やキノコの専門家)に相談してください。最新の注意喚起は厚生労働省や各自治体の発表を確認してください。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

スマホの画像検索で調べれば、食べられるキノコか分かりますか?
埼玉県は、図鑑などによる自己判断をしないよう呼びかけており、スマートフォンの画像検索で判断して毒キノコを食べ、食中毒になった事例があると紹介しています。確実に食用と判断できないキノコは、採らない・食べないが基本です。
食用のキノコなら、たくさん食べても大丈夫ですか?
目黒区は、食用キノコでも生で食べたり一度に大量に食べたりすると食中毒になることがあると案内しています。加熱し、適量を守ることが前提です。
食べたあとに具合が悪くなったらどうしますか?
体調に異常を感じたらすぐに医療機関を受診し、食べたキノコが残っていれば持参すると治療の参考になるとされています。保健所にも相談できます。症状の判断や治療は医師に任せてください。

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