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図解手帖 ZUKAI TECHO

暑さ指数計はなぜ今話題?3タイプの違いと選ぶときの観点を整理

2025年6月施行の改正労働安全衛生規則でWBGT(暑さ指数)の測定が職場の義務になり、2026年はその最初のフル夏シーズン。家庭用にも関心が広がる暑さ指数計を、据置型・携帯型・ウェアラブル型に分けて選ぶ観点を図解で整理します。

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トレンド 読了 4 分 公開: 最終更新:
暑さ指数計3タイプ比較図解:据置型・携帯型・ウェアラブル型の違いと選ぶ観点
暑さ指数計3タイプ比較図解:据置型・携帯型・ウェアラブル型の違いと選ぶ観点

2025年6月、職場での熱中症対策を義務づける改正労働安全衛生規則が施行され、WBGT(暑さ指数)28以上・気温31℃以上の作業では測定・記録が求められるようになりました。2026年はこの規制が適用される最初のフル夏シーズンにあたり、企業だけでなく家庭でも暑さ指数計(熱中症指数計)への関心が広がっています。

いま何が起きているか

2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則では、WBGT値28℃以上または気温31℃以上の環境で1時間を超える作業を行う場合、事業者にWBGT値の測定・記録・周知が求められます(厚生労働省「職場における熱中症防止のためのガイドライン」)。この改正を受けて建設・製造・物流など屋外・高温作業を伴う現場でWBGT計の導入が進み、通販サイトでも暑さ指数計の特集やランキングが目立つようになりました。

なぜ今話題か:家庭用にも広がる理由

規制の対象は主に事業者ですが、環境省の熱中症警戒アラートの運用も定着し、対象地域が拡大する場面が増えています(環境省熱中症予防情報サイト)。高齢者の見守りや子どもの外遊びの判断材料として、家庭用の卓上型・携帯型の暑さ指数計を求める人が増えていると複数の家電量販店・通販サイトが紹介しています。あわせて、深部体温の上昇を推定してアラームで知らせる腕時計型のウェアラブル製品も、学校や建設現場での導入事例が報告されており、認知度が広がっています。

3タイプの違いと選ぶときの観点

暑さ指数計は大きく「据置型」「携帯型」「ウェアラブル型」の3タイプに分けて考えると選びやすくなります。

据置型は卓上や壁に設置して使うタイプで、大画面で数値を常時表示できるものが多く、太陽光や地面の照り返し(輻射熱)まで測る黒球式は屋外の実測に強い一方、持ち運びには向きません。屋内外どちらで使うかで黒球式の要否が変わるという案内が、メーカーの選び方ページでも共通して見られます(タニタ「暑さ指数計の選び方」)。

携帯型はクリップやストラップで身につけて使うタイプで、現場作業員が首から下げたり腰につけたりして使う想定です。警報音やアラームで危険レベルを知らせる機能を備えたものが多く、こまめに数値を確認したい人に向きます。

ウェアラブル型は腕時計型など常時装着するタイプで、気温だけでなく深部体温の上昇を推定してアラームで知らせる製品もあります。充電不要でシーズン中使い切るタイプもあり、高齢者の見守りや子どもの外遊びの安全確認に使われる例が紹介されています。

どのタイプが優れているというより、屋内に据え置いて家族で数値を共有したいか、現場や外出先に持ち歩きたいか、常時身につけて個人の異変に気づきたいかという使う場面の違いで選ぶのが実用的です。共通して確認したいのは、JIS規格に準拠した測定方式か、警報の音量・タイミングを調整できるか、電池・充電方式が使う環境に合うかという点です。

注意点・代替の考え方

暑さ指数計はあくまで目安を示す道具であり、数値が基準以下でも水分・塩分補給や休憩を怠れば熱中症のリスクはなくなりません。環境省・厚生労働省ともに、WBGT値を参考にしつつ、のどの渇きを感じる前の水分補給や適切な室温管理を組み合わせることを案内しています。家庭での基本的な対策は熱中症対策の基本、実際に搬送されるケースの傾向は熱中症で運ばれるのは誰か|データで読むにまとめています。専用の計測器を持たない場合も、環境省の熱中症予防情報サイトで地域ごとのWBGT実況値・予測値を無料で確認できます。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

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よくある質問

WBGT値28以上とはどれくらい危険な状態ですか?
環境省の基準ではWBGT31以上が「危険」、28以上31未満が「厳重警戒」とされ、外出をなるべく避け、室内でも積極的に冷房を使うことが案内されています。数値はあくまで目安で、体調や活動内容によってリスクの感じ方は変わります(出典:環境省熱中症予防情報サイト)。
家庭用なら黒球式でなくても大丈夫ですか?
室内での目安確認が中心であれば、黒球式でない簡易タイプでも気温・湿度から近い数値を把握できます。屋外の直射日光下や現場作業のように輻射熱の影響が大きい場面では、黒球式(JIS規格準拠)の方が実測値に近いとされています。
ウェアラブル型のアラームが鳴ったらどうすればいいですか?
涼しい場所に移動し、衣服を緩めて体を冷やしながら水分・塩分を補給してください。症状が改善しない、意識がはっきりしないなどの場合は、迷わず医療機関を受診するか救急要請を検討してください。

出典・参考情報

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