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図解手帖 ZUKAI TECHO

本物の銀行アプリを開いても偽画面?偽アプリが重なるフィッシングの手口と対策

税金の還付やポイント期限切れを口実に偽アプリを入れさせ、正規の金融機関アプリを開くと偽のログイン画面を重ねて認証情報を盗む手口。大阪シティ信用金庫の注意喚起をもとに、流れと守り方を図解します。

ネット 読了 3 分 公開: 最終更新:
偽アプリを入れると、正規の金融機関アプリを開いたときに偽のログイン画面が重なって認証情報を盗まれる流れと、公式ストアだけから入れる対策を示した図解
偽アプリを入れると、正規の金融機関アプリを開いたときに偽のログイン画面が重なって認証情報を盗まれる流れと、公式ストアだけから入れる対策を示した図解

大阪シティ信用金庫は10月21日、偽アプリによるフィッシング詐欺にご注意くださいを公表した。国税庁や企業などを装ったメールで偽アプリのインストールを促し、金融機関アプリのログイン画面に似せた画面から認証情報などを盗む詐欺が確認されているという。同金庫は自社アプリでこうした事象は確認されていないとしたうえで、注意を呼びかけている。結論として、アプリは公式ストアからだけ入れ、メールやSMSのリンクから入れる手続きは疑うのが基本です。

手口の流れ(発表の内容)

発表が示す流れは3段階です。

  1. 税金の還付や企業ポイントの有効期限切れなどを口実に、「手続きにはアプリのインストールが必要」というメールが届く。
  2. メールのリンクを開くと偽のアプリストアに誘導され、金融機関の偽アプリを入れるよう指示される。
  3. 偽アプリを入れたあと、正規の金融機関アプリを起動すると偽のログイン画面が重ねて表示され、入力した認証情報などが盗まれる。

ふつうのフィッシングは「偽サイトのURL」で見抜けることがあります。この手口は、操作しているのが本物のアプリに見えるため、見た目だけでは判断しにくい点が厄介です。

守り方(金融機関の案内)

  • 金融機関のアプリは、必ず公式ストア(Google Play、App Store)からインストールする。
  • 提供元不明のアプリは入れない。
  • 不要なメールやSMS本文中のURLにはアクセスしない。

「アプリを入れないと手続きできない」「期限切れ」といった言葉で急がせる連絡は、一度手を止めて、公式サイトや公式アプリから自分で確認しましょう。受け取った不審メールは、フィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp)に転送して報告できます。

入れてしまったかもしれないとき(一般的な対処)

入れたアプリを削除し、金融機関の公式サイトに載っている窓口へ連絡して、パスワードの変更や取引の確認を相談します。メールに載っていた電話番号には連絡しないでください。

関連:フィッシングの見分け方/リンクを開いてしまった後の対処/国税庁をかたるフィッシング/アプリの権限設定

出典:大阪シティ信用金庫「偽アプリによるフィッシング詐欺にご注意ください」(2026年10月21日)。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

偽アプリを入れると何が起きる?
発表によると、偽アプリをインストールしたあとで正規の金融機関アプリを起動すると、偽のログイン画面が重ねて表示され、入力した認証情報などが盗まれるとされています。アプリ自体は本物なので、見た目だけでは気づきにくい点が特徴です。
アプリはどこから入れれば安全?
金融機関は、公式ストア(Google PlayやApp Store)からだけインストールし、提供元不明のアプリは入れないよう呼びかけています。メールやSMSのリンク先から入れる必要がある手続きは、まず疑ってください。
もう偽アプリを入れてしまったかもしれないときは?
一般的には、入れたアプリを削除し、金融機関の公式サイトや窓口の電話番号から連絡して、パスワード変更や取引の確認を相談します。お金に関わる被害の相談は、警察相談専用電話の#9110や消費者ホットライン188も使えます。

出典・参考情報

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