今日の暮らし観測 8月29日|インフル異例の8月流行入り・台風23号で月間最多タイほか
8月29日の暮らし関連トピック。厚生労働省が28日、インフルエンザの全国流行入りを発表しました。1999年以降で2番目に早い8月の流行入りです。台風23号の発生で8月の台風は10個となり60年ぶりの月間最多タイ。熱中症警戒アラートは12県。気象庁は静岡の突風調査報告書を公表し国内最大級の竜巻と確認しました。
8月なのにインフルエンザが流行入りという異例の発表がありました。同じ日に台風23号が発生し、8月の台風発生数は60年ぶりの月間最多タイに。9月を前に、感染対策と防災の両方を仕切り直す週末です。
インフルエンザが全国で流行入り、8月としては異例
厚生労働省は28日、インフルエンザの発生状況を公表し、全国が流行シーズンに入ったことを明らかにしました。第34週(8月17〜23日)の定点あたり報告数が1.11となり、流行開始の目安である1.00を上回ったためです。感染症法が施行された1999年以降では、2009年に次いで2番目に早い流行入りと報じられています。
前シーズンの流行入りは第39週(9月22〜28日)でしたので、約1か月早い立ち上がりです。都道府県別では沖縄が最も多く、岩手・青森が続きました。夏休みが終わって新学期が始まる時期と重なるため、学校や家庭での広がりに注意が必要です。
なぜこの時期なのか、家庭で今できることは何かは、今日の記事インフルエンザが8月に流行入りに整理しました。日常の予防の基本はかぜ・インフルエンザの予防と手洗いの基本を確認してください。
台風23号が発生、8月の発生数は60年ぶりの最多タイ
気象庁によると28日正午、ウェーク島近海の熱帯低気圧が台風23号に変わりました。これで8月の台風発生数は10個となり、1966年8月以来60年ぶりに月間の最多記録に並びました。1951年の統計開始以降、1か月に10個以上発生したのは今回で3回目です。
台風23号自体は日本への直接の影響はない見通しと伝えられていますが、9月は秋雨前線と台風が重なりやすい時期です。備えの手順は台風への備え、窓まわりの対策は台風前の窓ガラス対策にまとめています。
熱中症警戒アラートは12県、九州は37度予想
29日は近畿〜九州、沖縄の12県に熱中症警戒アラートが発表されました。久留米37度、熊本37度の予想で、WBGT(暑さ指数)が全地点「危険」となる県もあります。
インフルエンザの流行入りと猛暑が重なると、体調不良の原因が判断しにくくなります。水分と休息を優先し、無理をしないでください。基本の対策は熱中症対策の基本、こまめな水分補給の考え方は水分補給の基本にあります。
9月1日は防災の日、電気火災の対策を点検する
9月1日の防災の日を前に、家庭の防災意識に関する調査結果の公表が相次いでいます。真夏の停電時の対応を決めていない家庭が多いこと、電気火災への対策が進んでいないことが共通して指摘されています。
内閣府は、地震による火災の過半数が電気を原因とすることを公表しており、対策として感震ブレーカーの設置を挙げています。3つのタイプの違いと選び方は今日の記事感震ブレーカーの3タイプと選び方に整理しました。あわせて通電火災を防ぐ、停電への備えと対応も確認してください。
気象庁が静岡の突風調査報告書を公表、国内最大級の竜巻と確認
気象庁は28日、2025年9月5日に静岡県で発生した突風の調査報告書を公表しました。牧之原市から榛原郡吉田町にかけての竜巻は風速約75m/s(日本版改良藤田スケールでJEF3)と推定され、1961年以降に国内で発生した竜巻としては最大級と評価されています。
焼津市を含む一部では、大きな渦の中に複数の小さな竜巻ができる「多重渦竜巻」を含む複数の竜巻が発生したことが示唆され、気象研究所のレーダー解析では直径0.6〜2km程度の渦も確認されました。
台風シーズンと秋雨前線が重なる9月は、竜巻を含む突風の発生も増える時期です。階級と被害の目安は今日の記事竜巻の強さ「JEFスケール」とはに整理しました。情報が出たときの動き方は気象防災速報(竜巻注意)が出たらを確認してください。
出典:厚生労働省 インフルエンザに関する報道発表資料、気象庁 防災情報、環境省 熱中症予防情報サイト、内閣府 電気火災対策について、気象庁 令和7年9月5日に静岡県で発生した突風に関する調査報告書についてほか報道各社
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よくある質問
- インフルエンザが「流行入り」とはどういう意味ですか?
- 全国約5000か所の定点医療機関からの1週間あたりの患者報告数が、1施設あたり平均1.00人を超えた状態を指します。厚生労働省が毎週公表している指標で、流行の始まりを知らせる目安です。「全員が感染しやすくなった」という意味ではなく、地域差も大きいため、まずはお住まいの地域の状況を自治体の発表で確認してください。
出典・参考情報
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