窓・ベランダからの子どもの転落事故を防ぐ|今日からできる5つの対策
夏は換気で窓を開ける機会が増え、子どもの転落事故が増える時期です。政府広報オンライン・消費者庁の情報をもとに、補助錠の付け方やベランダの足場対策など、今日からできる具体策を図解でまとめました。
結論から言うと、窓・網戸への補助錠の設置とベランダの「足場になる物を置かない」対策が基本です。 夏は換気で窓を開ける機会が増え、子どもの転落事故が増える時期にあたります。
政府広報オンラインや消費者庁には、窓やベランダからの子どもの転落事故の事例が継続して報告されています。子どもは大人が思う以上にすばやく家具や物によじ登り、わずかな隙に窓際やベランダに近づいてしまいます。
なぜ夏に転落事故が増えるのか
換気のために窓を開ける機会が増え、網戸だけの状態でベランダや窓辺に子どもが近づきやすくなるためです。網戸は人の体重を支える強度がなく、子どもが寄りかかると外れたり破れたりすることがあります(出典:東京消防庁)。
自分で家具によじ登れるようになる1歳半以降の年齢で特に多く報告されており、階数にかかわらず注意が必要です。
今日からできる5つの対策
窓・網戸に補助錠を付ける
窓や網戸には、子どもの手が届かない高さに補助錠を付けます。網戸用のストッパーだけでは不十分なため、窓本体側にも対策することが基本です。
ベランダに足場になる物を置かない
エアコンの室外機・プランター・椅子などをベランダの手すり付近に置かないようにします。室外機は手すりから60cm以上離して設置することが推奨されています(出典:政府広報オンライン)。
窓際に家具を置かない
ソファ・ベッド・収納棚などを窓の近くに置くと、子どもが足場にして窓によじ登る原因になります。部屋のレイアウトを見直し、窓際にはできるだけ物を置かないようにします。
ベランダで子どもを一人にしない
短時間でもベランダに子どもだけを残さないようにします。目を離す必要があるときは、ベランダに出る窓を必ず施錠してください。
網戸だけで安心しないと心得る
「網戸を閉めているから大丈夫」という思い込みが事故につながります。網戸はあくまで虫よけであり、転落防止の役割は果たさないという前提で対策してください。
集合住宅で特に注意したいこと
マンション・アパートなどの集合住宅では、共用廊下側の窓やベランダも対象になります。入居時に補助錠の設置可否を管理会社・大家に確認しておくと安心です。窓の結露・カビ対策とあわせて、住まいの安全点検の機会にするのもおすすめです(→結露の原因と対策)。
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この記事を書いた人
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よくある質問
- 何歳くらいの子どもが転落事故を起こしやすいですか?
- 自分で家具によじ登れるようになる1歳半〜小学校低学年で多く報告されています。まだ危険を判断できない年齢のため、大人が環境側で対策することが基本です(出典:消費者庁)。
- 網戸に鍵をかけていれば安心ですか?
- 網戸は人の体重を支える強度がなく、子どもが寄りかかると外れたり破れたりして転落につながります。網戸自体の鍵の有無にかかわらず、窓本体に補助錠を付けることが基本です(出典:東京消防庁)。
- マンションの高層階以外でも対策は必要ですか?
- 必要です。2階程度の高さでも、頭から落ちた場合などに重大なけがにつながる事例が報告されています。階数にかかわらず、窓・ベランダの対策は共通して行うことが推奨されています(出典:政府広報オンライン)。
出典・参考情報
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