神戸港でコガネヒアリを国内初確認|特徴・見つけたときの対処法と相談窓口
環境省と兵庫県・神戸市は2026年9月25日、神戸港のコンテナヤードで要緊急対処特定外来生物「コガネヒアリ」を国内で初めて確認したと発表しました。特徴や刺された場合の注意点、見つけたときの連絡先「ヒアリ相談ダイヤル」を公式発表に基づき整理します。
環境省と兵庫県・神戸市は2026年9月25日、神戸港のコンテナヤードで「コガネヒアリ」(Solenopsis aurea)を確認したと発表しました。要緊急対処特定外来生物に指定されているヒアリ類の一種で、国内で確認されたのは今回が初めてです。見つけた場合の基本的な対応をこの記事で確認してください。
確認の経緯
環境省が実施する全国港湾調査で、2026年9月14日に神戸港のコンテナヤード内のコンテナ側面・底面から、ヒアリ類と疑われるアリが土中から出入りしているのが見つかりました。専門家による同定の結果、9月21日にコガネヒアリと確認されています。これまでの累計で、働きアリ約20,000個体、羽アリ約500個体、無翅女王アリ約20個体、幼虫等多数が確認されました。発見場所は一般の人が立ち入れないコンテナヤード内で、環境省・兵庫県・神戸市などが協力して調査・防除を続けています。
コガネヒアリの特徴
米国南西部からメキシコ北部にかけて分布するヒアリ類の一種です。刺されるとやけどのような激しい痛みやかゆみが生じることがあり、体質によってはアレルギー症状(アナフィラキシー)を起こすおそれもあります。まん延すれば生態系や国民生活に著しい支障が生じるおそれがあるとして、「要緊急対処特定外来生物」に指定されています。
見つけたときの対応
一般の方
似たアリを見つけても、刺激を与えずその場を離れてください。素手で触らないことが基本です。特徴やより詳しい情報は、環境省の「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」ページで確認できます。
輸入品や港湾関係の事業者の方
コンテナや積荷を開封した際にヒアリ類と疑わしいアリを見つけた場合は、以下のように対応してください。
- 少数で、逃げ出すおそれがない場合: 市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除し、環境省地方環境局等に連絡してください。
- 多数の集団がいる場合: コンテナ等の扉を閉めて静置し、逃げ出さないようにしたうえで環境省地方環境局等に速やかに連絡してください。
相談窓口
一般的な問い合わせや、疑わしいアリを見つけた際の相談は「ヒアリ相談ダイヤル」(0570-046-110、土日祝を含む毎日9時〜17時受付、12/29〜1/3を除く)で受け付けています。24時間対応のチャットボット「アリーのヒアリ相談チャットボット」も環境省サイトから利用できます。
自主回収や製品事故と同様、こうした発表をかたる不審な連絡には注意してください。問い合わせは上記の公式窓口を通じて行われます。
この記事を書いた人
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よくある質問
- コガネヒアリとはどんな生物ですか?
- 米国南西部からメキシコ北部にかけて分布するヒアリ類の一種で、国が「要緊急対処特定外来生物」に指定しています。刺されるとやけどのような激しい痛みやかゆみが生じることがあり、アレルギー症状が出る場合もあります。日本国内での確認は今回が初めてです。
- 似たアリを見つけたらどうすればいいですか?
- 刺激を与えないようにその場を離れ、素手で触らないでください。輸入品のコンテナなど事業者が扱う場面で見つけた場合は、コンテナを密閉するなどして逃げ出さないようにしたうえで、環境省地方環境事務所やヒアリ相談ダイヤル(0570-046-110)に連絡してください。
- 刺されてしまった場合はどうすればいいですか?
- 患部を清潔な水で洗い、様子を観察してください。強い腫れや息苦しさなど全身症状が出た場合は、アレルギー反応(アナフィラキシー)の可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。判断に迷う場合はヒアリ相談ダイヤルでも一般的な問い合わせを受け付けています。
出典・参考情報
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