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図解手帖 ZUKAI TECHO

遮熱カーテンはなぜ今話題?窓用遮熱シートとの違いと選ぶ観点

ニトリが2026年6月下旬に「すき間ブロック遮熱カーテン」を刷新発売するなど、猛暑と電気代高騰を背景に窓の遮熱グッズが注目されています。遮熱カーテンと窓用遮熱シートの違い、選ぶときに見る観点を図解で整理します。

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トレンド 読了 4 分 公開: 最終更新:
遮熱カーテンと窓用遮熱シートの違いを比較した図解。仕組み・効果の出方・向く場面を整理
遮熱カーテンと窓用遮熱シートの違いを比較した図解。仕組み・効果の出方・向く場面を整理

2026年6月下旬、ニトリが窓辺の隙間から漏れる光と熱をブロックする「すき間ブロック 遮光1級・遮熱・遮音カーテン」を刷新発売しました。5層構造の生地と側面のリターン加工、中央の重ね合わせで隙間をふさぐ設計です(ニトリホールディングス プレスリリース)。厳しい暑さが続くなかで、窓からの熱の侵入を防ぐ遮熱グッズへの関心が高まっています。

なぜ今、遮熱カーテンが話題か

気象庁は2026年7月、東・西日本を中心に「この時期としては10年に一度程度」の記録的な高温が見込まれるとして早期天候情報を発表し、熱中症警戒アラートも各地で継続しています。暑さが長引くほど冷房の稼働時間も伸び、電気代の負担が気になるという声が増えています。

窓は熱の出入りが最も大きい場所のひとつです。夏は日射熱の多くが窓ガラスから室内に入り込みます。ニトリの新商品のように、隙間をふさぐ加工を加えた遮熱カーテンが相次いで発売されているのは、こうした「冷房はつけているのに窓際だけ暑い」という悩みに応える動きといえます。

遮熱カーテンと窓用遮熱シート、仕組みの違い

窓の遮熱グッズには大きく「遮熱カーテン」と「窓用遮熱シート(貼るフィルム)」の2タイプがあります。どちらが優れているというより、住まいの状況によって向き不向きが分かれます。

遮熱カーテンは生地の層構造や特殊な加工で光と熱をさえぎる据え置き型です。遮光1級(ほぼ光を通さない等級)と組み合わせた製品も多く、模様や色柄の選択肢が豊富でインテリアの雰囲気を変えやすいのが特徴です。一方で厚手のものは重く、洗濯やメンテナンスに手間がかかる場合があります。

窓用遮熱シートは窓ガラスに直接貼るフィルムタイプで、日射熱そのものを窓面で反射・吸収します。カーテンレールがない窓や、賃貸で家具配置を変えにくい窓にも使いやすく、UVカット効果を重視する場合にも選ばれます。ただし窓の形状によっては貼りにくい場合があり、剥がす際にガラス面に糊が残ることもあるため、賃貸では原状回復の可否を事前に確認しておくと安心です。

選ぶときに確認しておきたい観点

遮光等級は1級・2級・3級で表示され、数字が小さいほど光を通しにくくなります。就寝する部屋か、光を適度に取り入れたいリビングかで選ぶ等級は変わります。

生地の層構造・隙間対策の有無は、遮熱効果の出方に関わります。層が厚いほど断熱性が高まりやすい一方、隙間から光や熱が漏れると効果が薄れるため、側面・上部の隙間をふさぐ加工があるかも確認材料になります。

UVカット率は紫外線による家具や床の日焼け対策として気になる人が多いポイントです。表示のあるものは店頭・公式サイトで数値を比較できます。

価格帯とサイズ展開は窓のサイズによって既製品で足りるか、オーダーが必要かが変わります。既製品の方が価格を抑えやすい傾向があります。

注意点・代替の考え方

遮熱カーテンや遮熱シートは、あくまで冷房効率を補助するものであり、単体で猛暑日の室温上昇を防ぎきるものではありません。熱中症警戒アラートが出ている日は、遮熱対策をしていても室温・湿度をこまめに確認し、必要であれば冷房を使用することが基本です。詳しい目安は熱中症対策の基本にまとめています。

すだれ・よしずなど窓の外側で日差しをさえぎる方法も、室内に熱がこもる前に防げるため選択肢になります。冷房と合わせた省エネの考え方はエアコンの効率的な使い方、電気代全体の見直しは電気代の節約方法にまとめています。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

遮熱カーテンと窓用遮熱シートはどちらが効果的ですか?
仕組みが違うため単純比較はできません。遮熱カーテンは生地の層構造や隙間ブロック加工で光と熱をさえぎる据え置き型で、遮光1級との組み合わせなど選択肢が豊富です。窓用遮熱シートは窓ガラスに直接貼るフィルムタイプで、日射熱そのものを窓面で反射・吸収します。賃貸で穴あけ不可の窓や、家具配置でカーテンを厚手にしづらい窓にはシートが選びやすく、部屋全体の雰囲気を変えたい場合はカーテンが選びやすいという違いがあります。
遮熱カーテンだけで冷房を使わなくても涼しくなりますか?
遮熱カーテンは日射熱の室内侵入を減らして冷房効率を高める効果が期待されるものであり、単体で猛暑日の室温上昇を防ぎきるものではありません。環境省・気象庁は熱中症警戒アラートが出た日は冷房の使用を呼びかけています。遮熱カーテンは冷房と併用する対策として位置づけ、[エアコンの効率的な使い方](/guide/aircon-efficiency/)と組み合わせて検討してください。
遮熱カーテンを選ぶときに見るべき数値はありますか?
遮光等級(1級〜3級)、生地の層構造(枚数が多いほど断熱層が厚くなりやすい)、隙間から光や熱が漏れるのを防ぐ加工の有無、UVカット率の表示が主な確認ポイントです。数値の測定条件はメーカーごとに異なるため、同一メーカー内での比較や、公式サイトの測定方法の記載を確認したうえで比べることをおすすめします。

出典・参考情報

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