セカンド冷凍庫はなぜ今話題?上開き型と前開き型の違いと選ぶ観点
アイリスオーヤマが2026年7月14日、奥行を約15cm短縮した「Wスリム冷凍庫91L」を発売。物価高でセカンド冷凍庫の需要が高まる一方、置き場所の不満が多かったことを受けた製品です。上開き型と前開き型の違いと選ぶ観点を図解で整理します。
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アイリスオーヤマは2026年7月14日、スリム冷凍庫シリーズ「スキマックス」の新モデルとして、奥行を従来品よりおよそ15cm短縮した「Wスリム冷凍庫91L」を発売しました。物価高でセカンド冷凍庫の需要自体は高まっている一方、「置き場所がない」という不満が多かったことを受けた製品です。この発表を機に、冷凍庫を選ぶときの基本的な観点を整理します。
いま何が起きているか
アイリスオーヤマの公式発表によると、「Wスリム冷凍庫91L(KUSN-SS9A)」は幅約35.6cm×奥行約40cmと、幅・奥行の両方をスリム化し、設置面積を従来品比で約28%削減しました。真空断熱材の採用で壁面の厚みを抑えつつ、実収納容量は買い物カゴ約2個分にあたる66Lを確保。左側面の放熱スペースが不要なため壁や家具に寄せて設置でき、低重心設計で転倒対策も施されています。年間消費電力量は264kWh/年(冷蔵設定時93kWh/年)です。
なぜ話題になっているか
同社が2026年3月に約5,000人へ実施したアンケートでは、「幅や奥行きの寸法が合わず設置できない」「キッチンに設置スペースがない」という声が多く挙がったといいます。物価高による節約志向の高まりで、冷凍食品のまとめ買いやふるさと納税の返礼品、作り置きの冷凍保存を目的とした「セカンド冷凍庫」のニーズ自体は増えている一方、設置スペースが最大のハードルだったという構図です。
上開き型と前開き型の違い
**上開き型(チェスト型)**は蓋を開ける構造のため開閉時に冷気が逃げにくく、同じ内容量なら比較的価格を抑えやすいのが特徴です。半面、庫内の下の方は見渡しにくく、出し入れに手間がかかることがあります。
**前開き型(アップライト型)**は引き出しや棚で仕切られ、冷蔵庫のような感覚で在庫を管理しやすいのが利点です。一方で扉を開くための奥行きが必要で、これまでは置き場所を選ぶ機種でした。今回のような幅・奥行きをともにスリム化したモデルの登場は、この弱点を補う動きといえます。
選ぶときに確認しておきたい観点
設置スペース(幅・奥行き・放熱に必要な隙間)、実収納容量(棚やケースの構成)、年間消費電力量、静音性、地震などを想定した転倒対策(低重心設計や固定金具の有無)の5点を、購入前に確認しておくと安心です。
注意点・代替
セカンド冷凍庫を増やしても、詰め方や在庫管理が崩れるとかえって食材ロスにつながります。冷凍保存のコツと小分けや冷蔵は7割・冷凍は詰める省エネの新常識もあわせて確認すると、新しい冷凍庫を無駄なく活用しやすくなります。
この記事を書いた人
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よくある質問
- セカンド冷凍庫はどんな人に向いていますか?
- まとめ買いした冷凍食品や、ふるさと納税の返礼品、作り置きおかずを保存したい人に向いています。ただし在庫を把握しにくくなると食材ロスにつながりやすいため、置く場所だけでなく管理方法もあわせて考えることが大切です。冷凍保存の基本は[冷凍保存のコツと小分け](/guide/freezing-tips/)を参考にしてください。
- 上開き型と前開き型、電気代はどちらが安いですか?
- 一般的には、開閉時に冷気が逃げにくい上開き型(チェスト型)のほうが省エネ傾向にあるとされています。ただし断熱性能や年間消費電力量は機種によって差があるため、購入前にカタログの数値を確認するのが確実です。詰め方による省エネの考え方は[冷蔵は7割・冷凍は詰める省エネの新常識](/guide/fridge-freezer-fill/)にまとめています。
- 冷凍庫を設置するときに注意することはありますか?
- 放熱に必要な隙間(側面・背面)が確保できるか、床の耐荷重、地震時の転倒対策(壁への固定や低重心設計の有無)を、設置前に取扱説明書やメーカーの案内で確認してください。背の高い機種ほど転倒対策の確認が重要になります。
出典・参考情報
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