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図解手帖 ZUKAI TECHO

アンダーパス冠水の危険と通らない判断|国交省が危険度4段階の指針を公表

国土交通省が2026年10月6日、冠水リスクに応じてアンダーパスを4段階に分け、遠隔遮断機や予防的な通行規制を進める指針を公表。ドライバーが雨の日に取れる判断のコツを整理しました。

防災 読了 3 分 公開: 最終更新:
アンダーパスに入る前の確認(雨の日は経路を避ける・冠水表示や遮断機があれば進入しない・水が見えたら引き返す・止まったら早めに車外へ)を示したチェックリスト図解
アンダーパスに入る前の確認(雨の日は経路を避ける・冠水表示や遮断機があれば進入しない・水が見えたら引き返す・止まったら早めに車外へ)を示したチェックリスト図解

国土交通省は2026年10月6日、冠水のおそれがあるアンダーパスを危険度で4段階に分け、道路管理者に遠隔操作できる遮断機の設置や、大雨が予想されるときの予防的な通行止めを進めてもらう指針を公表したと報じられました。全国のアンダーパスは約3,800か所あります。ドライバー側の結論は変わりません。雨の日は、水がたまりそうな低い道に入らないことです。

指針が出た背景

報道によると、8月の千葉県の大雨と、9月に福島県いわき市で起きた冠水したアンダーパスでの車の水没による死亡事故が背景にあります。道路管理者の側で危険度を整理し、危ない場所ほど人の判断に頼らず止める仕組みに寄せる狙いです。ただし遮断機や規制が整うまでには時間がかかります。当面は、通る人自身の判断が頼りです。

なぜアンダーパスは危ないのか

アンダーパスは周囲より低く掘り下げられているため、雨水が流れ込んで集まります。渋滞や信号待ちのわずかな間に水位が上がることがあり、エンジンが止まって動けなくなるおそれがあります。国土交通省の国道事務所は、冠水した道は見た目より深いことがあり、側溝やマンホールのふたが外れる危険もあるとして、迂回を呼びかけています。注意箇所以外でも、雨水が集中して予想外の場所が冠水することがあります。

入る前の4つの確認

  1. 雨の日は、経路の途中に下をくぐる道がないか出発前に確かめ、あれば別の道を選びます。
  2. 「冠水注意」の標識、電光掲示、遮断機が出ているときは進入しません。
  3. 水が見えたら、深さが分からないので引き返します。後続車がいても無理に進まないでください。
  4. 水の中で止まったら、車を動かそうとせず、早めに車外へ出て高い場所へ避難します。

自転車や歩行者も同じです。水の中に入らないようにしてください。

内水氾濫とあわせて知っておく

川から遠い場所でも、下水道の処理能力を超えた雨水で低い道が浸水する「内水氾濫」が起きます。仕組みは内水氾濫とは、台風の前の備えは台風が来る前にやること、避難の判断に使う警戒レベルはキキクル(危険度分布)の見方にまとめています。最新の警報や危険度は気象庁で確認してください。

出典:国土交通省関東地方整備局の国道事務所資料、気象庁、各社報道(共同通信ほか)

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

アンダーパスとは何ですか?
鉄道や幹線道路の下をくぐるために、周囲より低く掘り下げられた道路です。低い場所なので、大雨のときは雨水が集まりやすく、短い時間で冠水することがあります。
冠水した道は、少しなら通っても大丈夫ですか?
国土交通省の国道事務所は、冠水した道は迂回するよう呼びかけています。見た目より深いことがあり、側溝やマンホールのふたが外れているおそれもあるため、入らないのが基本です。
通る道の途中にアンダーパスがあるか、事前に分かりますか?
道路上の「冠水注意」などの標識や、道路管理者が公開する監視カメラ映像が手がかりになります。雨が強いときは、出発前に経路を見直しておくと安心です。

出典・参考情報

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