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図解手帖 ZUKAI TECHO

賃貸契約の更新時に確認すること|更新料・家賃交渉・条件変更のチェックリスト

賃貸住宅の契約更新時に確認すべきポイントをまとめました。更新料の法的な位置づけ・家賃交渉のタイミング・契約条件の変更確認・更新しない場合の手続きまで、国土交通省の情報をもとに解説します。

家事 読了 3 分 公開:
賃貸契約の更新チェックリストを示した図解
賃貸契約の更新チェックリストを示した図解

賃貸契約の更新は、単に書類にサインするだけでなく、契約条件を見直す機会でもあります。更新通知が届いたら以下を確認しましょう。

更新時の基本スケジュール

時期内容
更新日の2〜3ヶ月前管理会社から更新案内が届く
更新日の1〜2ヶ月前交渉・確認のリミット(退去の場合は通知期限)
更新日新しい契約開始
更新日前後更新料・火災保険料の支払い

更新時に確認すること

1. 更新料と更新手数料

  • 更新料:法令上の義務ではないが、契約書に記載があれば原則有効。地域によって慣行が異なる(関東は1ヶ月分が多い、関西では少ない傾向)
  • 更新手数料:管理会社に支払う手数料。更新料と別に発生する場合がある
  • 前回の更新時と金額が変わっていないか確認する

2. 家賃・その他条件の変更

更新時に家賃が変更されることがあります(値上げ・値下げ):

  • 通知された新家賃と現在の市場相場を比較する(近隣の類似物件を検索)
  • 不当な値上げと感じる場合は交渉を求めることができる
  • 大家さんも一方的な値上げを強制することはできず、合意が必要

3. 火災保険の更新

多くの賃貸では火災保険(借家人賠償・家財保険)への加入が条件です:

  • 管理会社指定の保険に加入する義務はない(自分で選べる場合が多い)
  • 割安な保険会社への切り替えを更新のタイミングで検討できる
  • 現在の保険の補償内容(家財の金額・賠償額)が生活実態に合っているか確認する

4. 契約書の変更点

  • 前回の契約書と新しい重要事項説明書・契約書を比較する
  • ペット可否・リフォーム条件・騒音規定などが変わっていないか
  • 不明な変更があれば署名前に質問する

更新しない場合(退去する場合)

更新通知が届いて「更新しない=引っ越す」場合:

  1. 契約書の退去通知期限を確認(一般的に1〜2ヶ月前)
  2. 管理会社・大家さんに退去の意思を書面で連絡
  3. 退去日・引き渡し条件・原状回復の確認

期限を過ぎると法定更新となり、引き続き同条件で契約が継続する場合があります。

退去時の掃除・原状回復については引越し退去前の掃除チェックリストを参照してください。

家賃交渉の進め方

更新時の家賃交渉は可能ですが、丁寧な対応が基本です:

  • 「引き続き住みたいが、現在の相場に合わせて見直しをお願いできますか」という姿勢で
  • 周辺相場の根拠(類似物件のリスト)を示すと交渉しやすい
  • 家賃の値下げが難しい場合は「更新料なし」「設備修繕」などを代替として提案する

交渉がうまくいかない場合・不当な条件変更を求められた場合は消費者トラブルの相談窓口に相談してください。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

更新料は必ず払わなければいけませんか?
更新料は法令(民法・借地借家法)で義務づけられているものではありません。ただし、契約書に一義的かつ具体的に更新料の条項が記載されている場合は、原則として有効なものとして扱われます(国土交通省の解釈)。「更新料ゼロ」の物件も増えており、地域によって慣行が異なります。
家賃の値下げ交渉は更新時にできますか?
できます。更新時は大家さん(または管理会社)と契約条件を改めて協議するタイミングです。周辺の同等物件の相場より高い場合、長期間住んでいる場合、物件の設備が古くなった場合などは交渉の余地があります。ただし大家さんには応じる義務はないため、丁寧な交渉が基本です。
更新しない(引っ越す)場合はいつまでに連絡が必要ですか?
契約書に記載されている退去の申告期限を確認してください。一般的には「更新日の1〜2ヶ月前」に通知が必要なことが多いです。期限を過ぎると「更新の合意があったものとみなされる」場合があります(法定更新)。退去予定の場合は早めに管理会社・大家さんに連絡してください。

出典・参考情報

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