床材別の掃除方法|フローリング・畳・カーペットで道具と洗剤を使い分ける
床の掃除は床材ごとに正しい方法が異なります。フローリングに水拭き過多・畳に掃除機の誤使用は素材を傷める原因です。3種の床材別に最適な掃除手順を整理します。
床の掃除で素材を傷める最大の原因は「床材に合わない方法を使うこと」です。フローリングへの頻繁な水拭き・畳への逆目掃除機・カーペットへのこすり洗いはすべてNGです。床材ごとの正しい方法を1度覚えれば、時短かつ素材が長持ちします。
フローリング:乾→湿の順で週1が基本
フローリングは木材や合板を使った素材のため、水分に弱いものが多いです。
週1の基本手順
- ドライシートモップかハンディモップで乾拭き(ほこり・髪の毛を取る)
- 気になる汚れは固く絞った雑巾で部分拭き
月1の水拭き
- 固く絞った雑巾(二度絞り)またはウェットシートで全体を拭く
- 拭いた後は換気して乾燥させる
- 浸し拭き・大量の水使用は反りの原因になるため禁止
ワックスがけは年1〜2回が目安ですが、毎回やる必要はありません。
畳:乾拭き優先・目に沿って掃除機
畳はい草を編んだ素材で、水分と逆目に弱いです。
日常のほこり取り
- 畳の目(縦の筋)に沿って掃除機をかける(弱〜中設定)
- 目に逆らって動かすと縁がほつれる原因になる
汚れの拭き取り
- 固く絞った雑巾を目に沿って動かす
- 洗剤は中性洗剤を薄めたものを少量使い、すぐに乾拭きで仕上げる
- 水をこぼした場合はすぐ吸い取って扇風機で乾燥させる
カビが生えた場合は消毒用エタノールで叩き取り、換気と乾燥を徹底します。塩素系漂白剤はい草を変色させるため使用禁止です。
カーペット:吸引+週1シミチェックが鉄則
カーペットはダニ・ほこり・シミが蓄積しやすい素材です。
週1の掃除機がけ
- 毛並みに逆らって掃除機をかけるとゴミが取れやすい
- ゆっくり動かして吸引力を高める(1mを5秒程度)
シミの応急処置
- ティッシュ・タオルで液体をすぐに吸い取る(こすらない)
- 外側から内側に向けて軽く叩く
- 中性洗剤を薄めた液を少量つけてから拭き取る
年1〜2回は天日干し(可能な場合)か布団乾燥機を当ててダニ対策をします。
掃除全体の動線は掃除の順番と動線の基本、洗剤の選び方は洗剤の使い分けも参考にしてください。
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図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- フローリングに水拭きしてもいい?
- できますが頻繁な水拭きはNGです。木材・合板フローリングは水分を吸収すると反りや膨張の原因になります。水拭きは固く絞った雑巾で月1〜2回程度にとどめ、日常は乾拭きかドライシートモップで対応するのが長持ちの基本です。
- 畳に掃除機をかけてもいい?
- かけてよいですが、方向に注意が必要です。畳の目(縦の筋)に沿って掃除機をかけてください。目に逆らうと畳の縁がほつれたり、表面が傷む原因になります。また掃除機の吸引力が強すぎると畳の繊維を傷めるため、弱〜中設定が適切です。
- カーペットのシミはどう落とす?
- シミは「すぐに吸い取る→外側から内側に向けて叩く→中性洗剤を薄めて拭く」の順が基本です。こすると繊維の奥に広がるため、必ず叩く・押さえる動作で取り除きます。国民生活センターは繊維製品の洗剤使用に際し、素材表示の確認を推奨しています。
出典・参考情報
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