布団・毛布を家で洗う|洗濯機・コインランドリーの使い方と乾燥のコツ
布団・毛布を家庭の洗濯機またはコインランドリーで洗う方法を解説します。洗える布団・洗えない布団の見分け方、洗濯機・コインランドリーの手順、乾燥のポイント、ダニ対策との組み合わせも紹介します。
布団や毛布は大きくて洗いにくいですが、梅雨前後(湿気でダニ・カビが繁殖しやすい時期)に洗うのが特に効果的です。洗濯機かコインランドリーを使いこなす方法を覚えましょう。
まず確認:洗える布団かどうか
布団の洗濯タグ(洗濯表示)を必ず確認します。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 洗濯機マーク | 洗濯機洗いOK |
| 手洗いマーク | 手洗いまたは洗濯機の手洗いコースOK |
| ×マーク | 家庭での洗濯NG(クリーニング専用) |
洗濯NGの布団の種類:
- 真綿(シルク)の布団
- ウール素材の重い布団
- 縫い目がほつれている・古くて傷んでいる布団
洗濯表示マークの読み方は洗濯表示マークの意味と見方を参照。
家庭の洗濯機で洗う場合
洗濯機の容量確認(最重要)
| 布団の種類 | 重量(目安) | 必要な洗濯機容量 |
|---|---|---|
| 毛布(シングル) | 2〜3kg | 7kg以上 |
| 掛け布団(シングル) | 3〜5kg | 8〜10kg以上 |
| 敷き布団(シングル) | 4〜6kg | 10kg以上 |
容量に対して大きすぎる布団を無理に洗うと、洗いムラ・脱水不足・機械の故障につながります。
洗濯手順
- 予洗い:布団をたたんでから洗濯機に入れる。布団カバーは外して別洗い
- 洗剤:布団用洗剤または中性洗剤を規定量(少なめ)。羽毛には柔軟剤を使わない
- コース選択:「大物洗い」「毛布コース」「ドライコース(弱水流)」のいずれか
- 脱水:通常の脱水でOK(羽毛は短め)
- 乾燥:ここが最重要(次のセクション参照)
乾燥:不十分が最大の失敗原因
布団の乾燥が不十分だとカビ・悪臭の原因になります。
天日干しの場合:
- 晴れた日に物干しに広げる(M字に掛けると乾きやすい)
- 片面2〜3時間×両面=最低4〜6時間
- 中心部まで乾いているか確認する(表面だけ乾いて中が湿っていることが多い)
- 乾燥機能付き洗濯機があれば60〜70℃で30分乾燥するとダニ対策にもなる
コインランドリーで洗う場合
コインランドリーが向く場面
- 家の洗濯機では容量が足りない
- 乾燥機を使いたい(ダニ対策に最も効果的)
- 敷き布団・大型の掛け布団
コインランドリーの使い方
- 機械のサイズ選び:布団がゆったり回転できるサイズを選ぶ(ぎゅうぎゅうに詰め込まない)
- 洗剤:投入口に専用洗剤を入れる(備え付けの洗剤があるランドリーも多い)
- 洗濯:30〜40分が目安
- 乾燥機:60〜70℃で30〜40分——取り出したとき中心まで温かくなっているか確認
- 乾燥不十分なら追加で10〜15分かける
コインランドリー乾燥のダニ対策効果
コインランドリーの乾燥機は60〜70℃の高温になります。ダニは50℃以上で死滅するため、乾燥機30〜40分でダニ退治もできます。洗濯でダニの死骸・糞も流れるため、ダニ対策として非常に効果的です。
ダニ対策全般はダニの対策と駆除の基本を参照。
洗う頻度の目安
| 寝具の種類 | 洗い頻度(目安) |
|---|---|
| 布団カバー・シーツ | 週1〜2回 |
| 毛布 | 月1回〜2ヶ月に1回 |
| 掛け布団 | 年2回(梅雨前・秋) |
| 敷き布団 | 年1〜2回 |
梅雨前(5〜6月)と夏が終わった後(9〜10月)の年2回が洗うベストタイミングです。
注意点まとめ
- 乾燥不十分は絶対NG:湿ったまま押し入れに戻すとカビが一気に発生
- 羽毛布団の乾燥:完全に乾くまで時間がかかる(天日で1〜2日かかることも)
- 洗濯機への無理詰め込みをしない:洗濯機の故障の原因
布団をきれいに洗えたら、清潔なカバーと合わせて保管しましょう。洗濯の汚れが落ちにくい場合は黄ばみ・黒ずみの落とし方も参考にしてください。
関連記事
- ダニの対策と駆除の基本——コインランドリー乾燥機の使い方も含めた総合対策
- 洗濯表示マークの意味と見方——洗えるかどうかの判断基準
- おしゃれ着・デリケート素材の洗い方——羽毛・シルク素材の扱い
- 黄ばみ・黒ずみの落とし方——シーツ・布団カバーの汚れ対策
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。
よくある質問
- 布団は家の洗濯機で洗えますか?
- 洗濯表示が「手洗い可」または「洗濯機可」であれば洗えます。ただし洗濯機の容量に対して布団が大きすぎると、洗濯物が水を十分に含んで回転できず、洗いムラや機械の故障の原因になります。シングル敷布団(約4〜6kg)を洗うには容量10kg以上の洗濯機が目安です。容量が足りない場合はコインランドリーを使いましょう。
- 羽毛布団は家で洗えますか?
- 洗濯表示を確認してください。「手洗い可」マークがあれば洗えます。羽毛は洗濯機での洗いには弱いため、洗濯機のデリケートコース(弱水流)か手洗いが基本です。乾燥がとにかく重要で、中まで完全に乾かさないとカビや悪臭の原因になります。不安な場合は専門のクリーニング店に依頼することをおすすめします。
- コインランドリーで布団を洗うときのコツは何ですか?
- ①洗濯機は布団が余裕をもって入るサイズを選ぶ(ぐるぐる回せるくらい)②洗剤は布団用か中性洗剤を使う(柔軟剤は羽毛に使わない)③乾燥は30〜40分が目安で、取り出したときに中心まで温かくなっているか確認する。乾燥不十分のまま持ち帰るとカビの原因になります。
出典・参考情報
家事カテゴリの他の記事
- 図解 読了 4 分
ベランダ掃除の手順|汚れの種類別の落とし方と台風前チェック
ベランダ・バルコニーの掃除手順を解説します。コケ・黒カビ・排水口の詰まり・鳥のふん・土埃の落とし方、水を使わない拭き掃除の方法、台風シーズン前の安全チェックも紹介します。
- 図解 読了 4 分
パンの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の正しい使い分け
パンの正しい保存方法を解説します。常温・冷蔵・冷凍それぞれの特徴、冷凍パンの解凍方法、夏にカビが生えやすい理由と対策、食パン・バゲット・菓子パンなど種類別の保存ポイントを紹介します。
- 図解 読了 4 分
調味料の保存場所と期限|開封後の正しい管理と夏の高温対策
調味料の保存場所・保存方法・開封後の期限目安を解説します。冷蔵が必要なものとそうでないもの、夏の高温で品質が落ちやすい調味料、賞味期限切れの判断基準も紹介します。
広告・アフィリエイト等の取り扱いについては 掲載方針 をご覧ください。