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図解手帖 ZUKAI TECHO

肉・魚の保存と下処理の基本|冷凍前の1手間で鮮度を守る

肉・魚は買ったその日に下処理して冷凍するのが最善です。余分な水分(ドリップ)を拭き取る・小分けにする・ラップで密封する3ステップで、冷凍焼けなく2〜4週間保存できます。

家事 読了 3 分 公開:
肉・魚の冷凍保存と下処理の基本手順の図解
肉・魚の冷凍保存と下処理の基本手順の図解

肉・魚の保存で最も重要な1アクションは「買ったその日にドリップを拭き取って冷凍する」だけです。この1手間で、冷凍焼けを防ぎ鮮度を最大2〜4週間維持できます。

ドリップを拭き取ることが最優先

「ドリップ」とは肉・魚から出る赤い液体(血液・体液)です。ドリップをそのままにして保存すると:

  • 細菌の繁殖を促進する
  • 解凍後に臭みが強くなる
  • 冷凍焼けの原因になる(水分が氷になることで品質が変わる)

キッチンペーパーで軽く押さえて吸い取るだけで十分です。洗うと水分が増えて逆効果になるため洗わないのが基本です。

農林水産省の食育情報でも、食品の衛生的な取り扱いとして鮮度管理の重要性が示されています。

冷凍前の下処理3ステップ

肉の場合

  1. キッチンペーパーでドリップを拭き取る
  2. 1回分ずつ小分けにしてラップで包む(空気が入らないよう密着させる)
  3. ジッパー付き保存袋に入れて日付を書く→冷凍庫へ

魚の場合

  1. キッチンペーパーでドリップと水気を拭き取る(切り身の場合)
  2. 塩を軽く振って10〜15分置き、出てきた水分をペーパーで拭く(臭み抜きになる)
  3. 1切れずつラップで包んで保存袋へ

塩を振ることで余分な水分が抜け、冷凍後も身が崩れにくくなります。

冷蔵保存の目安

冷凍しない場合の冷蔵保存の目安:

食材冷蔵保存の目安
牛・豚(薄切り)1〜2日
鶏肉1〜2日
ひき肉当日〜翌日
魚(切り身)1〜2日
丸ごとの魚当日

購入当日に使用しない場合は冷凍が基本です。

解凍の正しい方法

  • 冷蔵庫解凍(推奨):前日の夜に冷蔵庫に移すだけ。低温でゆっくり解凍するため細菌が増えにくい
  • 流水解凍:袋に入れたまま冷水を流す(常温の水は使わない)
  • 電子レンジ解凍:解凍モードを使用。終わったらすぐに調理する

常温解凍は細菌が増殖しやすく推奨されません。 厚生労働省の食中毒予防指針でも、食材の常温放置は危険因子として明記されています。

やってはいけない失敗パターン

  • スーパーのトレーのまま冷凍する→ラップの密着が低く冷凍焼けが起きやすい
  • ひき肉を数日冷蔵保管する→表面積が大きく最も傷みやすい。当日使うか当日冷凍
  • 解凍したものを再冷凍する→品質が著しく低下し食中毒リスクも高まる
  • 日付を書かずに冷凍する→何が入っているか・いつのものか分からなくなる

情報の正確性について:保存期間はご家庭の冷凍庫の性能・開閉頻度により異なります。食材の状態を確認し、臭いや色の変化があるものは廃棄してください。

食品保存全般の基本は食品保存の基本でまとめています。冷凍保存のさらに詳しいコツは冷凍保存の基本も参考にしてください。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

肉・魚を冷凍する前にラップで包む必要はありますか?
必要です。冷凍庫内は乾燥しているため、包まずに冷凍すると表面から水分が蒸発し、品質が劣化する「冷凍焼け」が起きます。ラップで空気が入らないよう密着させて包み、さらにジッパー付き保存袋に入れて二重にするとより長持ちします。
冷凍した肉・魚の解凍は常温でしていいですか?
常温解凍は細菌が増殖しやすく推奨されません。厚生労働省の食中毒予防情報でも、冷蔵庫での低温解凍か流水解凍(袋に入れたまま冷水を流す)が推奨されています。電子レンジの解凍モードも有効ですが、一部が加熱されすぎないよう注意が必要です。
肉・魚は冷凍でどのくらい保存できますか?
適切に下処理・密封した場合、牛肉・豚肉は2〜4週間、鶏肉は2〜3週間、魚は2〜3週間を目安にしてください。ただし家庭用冷凍庫は開閉による温度変化があるため、早めに使い切ることを推奨します。ラベルに日付を書いておくと管理しやすくなります。

出典・参考情報

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