端午の節句(こどもの日)の飾り方とマナー|鯉のぼり・五月人形・行事食まとめ
5月5日端午の節句の由来・こいのぼりや五月人形の飾り方・出す時期・しまう時期・柏餅やちまきなどの行事食まで、端午の節句の基礎知識をまとめました。
端午の節句は毎年5月5日に行われる、男の子の健やかな成長を願う日本の伝統行事です。「こどもの日」として国民の祝日にもなっています。
端午の節句の由来
端午の節句の起源は中国の風習にさかのぼります。日本には奈良時代に伝わり、武家社会の発展とともに「男の子の節句」として定着しました。
- 「端午」は月の端(始め)の午の日という意味
- 菖蒲(しょうぶ)を使った邪気払いの風習が「尚武(武を尊ぶ)」にかけられた
- 5月5日は「菖蒲の節句」とも呼ばれる
五月人形・兜飾りについて
飾る時期としまう時期
| 目安 | |
|---|---|
| 飾り始め | 春分の日(3月20日ごろ)〜4月下旬。4月中旬〜下旬が最多 |
| しまう時期 | 5月5日以降・梅雨前(5月中旬ごろ)の晴れた乾燥した日 |
しまう日は晴れた日を選ぶのが基本(湿気・カビを防ぐため)。
五月人形の意味と選び方
- 五月人形は「子どもの厄を引き受けてもらう」という意味がある
- 「一人に一飾り」が基本とされている(ひな人形と同様)
- 形式:鎧飾り・兜飾り・武者人形などがある
- 兜は比較的コンパクトで、住居スペースに応じて選べる
こいのぼりについて
こいのぼりは「登竜門(中国・黄河の激流を登りきった鯉が龍になるという故事)」から、強く逞しく成長してほしいという願いを込めたものです。
飾り方
- 真鯉(黒):父親の象徴
- 緋鯉(赤・オレンジ):母親の象徴
- 子鯉(青・緑など):子どもの象徴
- 近年は住宅事情からベランダ用の小型タイプも多い
飾る期間
春分の日〜5月5日ごろ。室内飾りは同じ時期に飾る。しまうのは5月5日以降・晴れた日を選ぶ。
端午の節句の行事食
| 食べ物 | 意味・特徴 |
|---|---|
| 柏餅 | 柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちない→家系が途絶えない縁起物(主に関東) |
| ちまき | 笹で包んだもち米の餅菓子。邪気払いの意味がある(主に関西) |
| 菖蒲湯 | 5月5日に菖蒲の葉・根を浮かべたお風呂に入る風習。香りで邪気を払うとされる |
初節句のお祝い
初節句(生まれて初めての端午の節句)は特にお祝いする風習があります:
- 五月人形・兜は父方の実家または両家で相談して準備するのが一般的(地域差あり)
- お祝い金・ギフトをいただいた場合は内祝いのお返しを(→内祝いのマナーと相場参照)
関連記事
- 内祝いのマナーと相場——初節句のお祝いをいただいた場合のお返しの目安
- ギフトマナーの基本とプレゼントの選び方——節句のお祝い贈り物の基本
- 年間行事カレンダー・季節の行事まとめ——端午の節句を含む年間行事の一覧
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- 五月人形はいつから飾っていつしまえばいいですか?
- 飾り始めは春分の日(3月20日ごろ)〜4月下旬ごろで、4月中旬〜下旬が最も多い時期です。端午の節句(5月5日)の1週間前から飾り始める方も多いです。しまう時期は5月5日以降・梅雨前(5月中旬ごろ)の晴れた乾燥した日が最適です。「早くしまうと縁起が悪い」という言い伝えは迷信ですが、梅雨時期の湿気でカビが生えやすいため早めにしまうことを推奨します。
- 五月人形は兄弟で一つを共有していいですか?
- 五月人形は「子どもの厄を引き受けてもらう」という考え方から、「一人に一飾り」が基本とされています。兄弟に一つというのは本来の意味合いとは異なります。ただし現代では住居スペースの問題もあるため、コンパクトな兜飾りや端午の節句の小物を追加する形でそれぞれに対応する家庭も多いです。
- 端午の節句のお祝い(初節句)には何を贈ればいいですか?
- 初節句のお祝いには兜・鯉のぼり(親族が贈ることが多い)のほか、現金・ギフト券・和菓子(柏餅・ちまき)なども一般的です。贈り物のタイミングは5月5日の前までが基本です。内祝いのお返しは「いただいた金額の1/3〜半額」が目安で、のし紙(蝶結び)を使います。
出典・参考情報
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