クレジットカード不正利用への対処法|気づいたらすぐやる5つの手順
クレジットカードの不正利用に気づいたときにすぐ取るべき行動をまとめました。カード会社への連絡・利用停止・被害申告・再発防止まで、消費者庁・警察庁・日本クレジット協会の情報をもとに解説します。
クレジットカードの不正利用被害は年間510億円以上(2025年)に上ります(経済産業省調べ)。身に覚えのない請求に気づいたら、速やかに対処することで被害を最小限に抑えられます。
気づいたらすぐやる5ステップ
STEP1:カード会社に即連絡→利用停止
カード裏面の緊急連絡先または会員サイトから連絡します。24時間対応の窓口がある場合が多いです。
- 「不正利用の可能性がある」と伝える
- カードの利用停止(ロック)を依頼する
- 不正と思われる明細の詳細を伝える
連絡先はカード裏面か公式アプリで確認:検索結果に表示されたものは偽サイトの可能性があります。
STEP2:不正利用として正式に申告する
利用停止後、不正利用の被害申告手続きを行います。
- カード会社の指示に従って申告書類(またはオンラインフォーム)を提出
- 申告から原則60日以内の不正利用分が補償対象(カード会社の規約による)
- 速やかな申告が補償を受けるために重要
STEP3:パスワードを変更する
カード情報が漏れた場合、関連するアカウントも危険にさらされています:
- カード会員サイトのパスワードを変更する
- 同じパスワードを使い回しているサービスがあれば、すべて変更する
- パスワード管理についてはパスワード管理の基本と安全な管理方法を参照
STEP4:警察に相談・被害届を提出する
- サイバー犯罪相談窓口:都道府県警察本部または警察庁のオンライン受付
- 電話:最寄りの警察署に相談
- カード会社の補償を受ける際に被害届の受理番号が必要になる場合がある
STEP5:再発防止の設定をする
- 3Dセキュア(本人認証サービス)を有効にする:ネットショッピング時の追加認証でなりすましを防止
- 毎月明細を確認する習慣をつける(早期発見が最大の防御)
- フィッシングメールへの注意:「緊急」「アカウント停止」などの文言に誘導されない
不正利用の主な手口
| 手口 | 内容 |
|---|---|
| フィッシング | 偽サイト・偽メールにカード情報を入力させる |
| スキミング | 店頭端末でカード情報を盗み取る |
| ネットショッピング不正 | 流出したカード情報でネット購入 |
| なりすまし | 生年月日等で本人確認を突破し再発行 |
フィッシングメールをクリックしてしまった場合の対処はフィッシングメールをクリックしてしまった後の対処法も参照してください。
相談窓口
| 相談先 | 内容 | 連絡先 |
|---|---|---|
| カード会社 | 利用停止・補償申告 | カード裏面の番号 |
| 日本クレジット協会 | クレジットに関する相談 | j-credit.or.jp |
| 消費者ホットライン | 消費者トラブル全般 | 188 |
| 警察サイバー相談窓口 | 犯罪被害の相談 | 都道府県警察本部 |
詐欺被害全般についてはお金の詐欺・トラブルから身を守る方法、消費者トラブルは消費者トラブルの相談窓口も参照してください。
クレジットカードの不正利用に気づいたら、あわてず「カード会社への連絡・利用停止→申告→パスワード変更→警察相談→再発防止」の手順で対処しましょう。
関連記事
- お金の詐欺・トラブルから身を守る方法——詐欺の共通手口と予防策
- フィッシングメールをクリックしてしまった後の対処法——個人情報入力後の対応
- パスワード管理の基本と安全な管理方法——同一パスワードの使い回しを防ぐ
- 消費者トラブルの相談窓口——188(消費者ホットライン)への相談方法
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。
よくある質問
- クレジットカードの不正利用は必ず補償してもらえますか?
- 多くのクレジットカードは不正利用に対する補償制度があり、申告から原則60日以内(カード会社により異なる)の不正利用分が補償対象となることが多いです。ただし、暗証番号の管理が不適切だった場合や、カード情報を第三者に教えた場合は補償対象外となる可能性があります。詳細はカード会社の規約を確認してください。
- 不正利用に気づかないうちに時間が経ってしまいました。補償してもらえますか?
- 補償期間はカード会社によって異なります(「申告日から遡って60日以内」が一般的)。時間が経っていても、まずカード会社に連絡して相談してください。被害に気づいた時点で可能な限り早く連絡することが重要です。
- フィッシングメールのリンクをクリックしてしまいました。どうすればいいですか?
- まずカード情報を入力していた場合はすぐにカード会社に連絡して利用停止を依頼してください。IDやパスワードを入力した場合は、そのサービスのパスワードを変更し、同じパスワードを使っている他のサービスも変更します。個人情報を入力してしまった場合は消費者ホットライン(188)や警察のサイバー犯罪相談窓口に相談してください。
出典・参考情報
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