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図解手帖

地震から身を守る室内対策|家具固定・ガラス・就寝場所の確認

地震での室内負傷の多くは家具の転倒・落下とガラス破片によるものです。今すぐできる室内安全対策を、家具固定・就寝場所・避難経路の3点から図解で整理します。

防災 読了 3 分 公開:

内閣府の調査によると、地震による室内負傷の主な原因は「家具の転倒・落下」と「ガラスの飛散」です。大きな揺れが来てからでは対応できません。今の住環境を点検し、できることから対策を進めることが重要です。

室内対策チェックリスト5項目

1. 家具・家電の転倒防止

大型家具(本棚・タンス・食器棚・冷蔵庫など)が倒れると、逃げ道をふさいだり、下敷きになるリスクがあります。

基本の対策

  • L字金具で壁に固定:最も確実な方法。賃貸でできない場合は突っ張りポールタイプも選択肢
  • 家具の上に重いものを置かない:重心が高くなると倒れやすくなる
  • キャスター付き家電は固定ベルトで:冷蔵庫・洗濯機などはキャスターにストッパーや固定ベルトを使用

家具と壁の間に隙間がある場合は、まず位置を調整するだけでも安定度が変わります。

2. ガラス飛散対策

地震時のガラス破片は、避難の妨げや負傷の原因になります。

効果的な対策

  • 飛散防止フィルムを貼る:割れても破片が飛びにくくなります。市販の防災フィルムが入手しやすい
  • 食器棚に扉ロックを付ける:揺れで扉が開いて食器が落下するのを防ぐ
  • 棚の前縁に落下防止バーを設置:食器・小物の落下を防ぐ

3. 就寝場所の安全確認

就寝中に地震が発生した場合、すぐに動けません。ベッド・布団周辺を事前に安全にしておく必要があります。

確認ポイント

  • ベッドや布団の上に落下するものがないか(棚・額縁・照明など)
  • 大きな家具がベッドに倒れてこないか(倒れる方向を確認)
  • 就寝場所から出口までの経路に家具の倒れる可能性がないか

就寝時の準備

  • スリッパや靴を枕元に置く:ガラス破片が飛び散った床を歩くために必要
  • 懐中電灯やスマートフォンを手の届く場所に:停電時に備える

4. 靴・避難グッズの保管場所

地震後すぐに玄関が使えない場合や、室内がガラスで散乱している場合に備えます。

  • 靴を寝室にも1足置いておく:玄関に出られないとき・ガラス散乱時に重要
  • 防災ポーチを枕元か寝室に置く:スマートフォン・現金・常備薬・眼鏡・ライト

5. 避難経路の確認

揺れが収まってから動けるよう、脱出ルートを事前に確認します。

  • 玄関ドアが開くか確認:地震で建物が歪むとドアが開かなくなる場合がある。玄関以外の出口(窓など)も確認
  • 廊下・玄関に荷物を置かない:避難の妨げになる
  • マンションの場合は階段の位置を確認:エレベーターは地震後に停止する

優先して手をつける場所

全部を一度に対策するのが難しければ、寝室から始めることを内閣府・消防庁も推奨しています。就寝中に発生する地震に対応できる環境を作ることが、生命を守る最初の一歩です。

  1. 寝室の大型家具の転倒防止
  2. ベッド周辺の落下物除去
  3. 枕元へのスリッパ・ライトの設置
  4. 食器棚・本棚の固定(リビング・廊下)
  5. 避難経路の確認

情報の正確性について:掲載内容は公開時点の一般的な知識をもとにしています。建物構造・居住形態によって適切な対策は異なります。詳しくはお住まいの自治体の防災窓口や内閣府の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

家具の固定は賃貸でもできる?
壁に穴を開ける固定は賃貸では難しい場合が多いですが、突っ張り棒タイプのポールや粘着タイプの転倒防止グッズなど、壁に穴を開けない製品も市販されています。退去時の原状回復を考慮して選択してください。
震度いくつから家具が倒れる?
一般的に震度5強〜6弱程度になると固定されていない家具が倒れるリスクが高まるとされています。ただし家具の重心・形状・床材によって異なります。
地震保険は必要?
地震保険は地震・噴火・津波による火災・損壊等を補償する保険です。必要性は住居形態・地域リスク・経済状況によって異なります。詳しくは損害保険会社や保険代理店に確認してください。

出典・参考情報

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