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図解手帖 ZUKAI TECHO

介護ベッド・電動車いすの事故を防ぐ|隙間・バッテリー点検5項目

NITEが公表した過去10年の通知事故は介護ベッド43件(死亡23件)、電動車いす59件(死亡34件)。柵の隙間への挟まりや側溝への転落など主な原因と、敬老の日を機に見直したい日常点検のポイントを整理します。

防災 読了 3 分 公開:
介護ベッドと電動車いすの事故を防ぐ点検5項目(柵の隙間・バッテリー点検・側溝や踏切への注意・部品点検・充電時の発熱注意)を示した図解
介護ベッドと電動車いすの事故を防ぐ点検5項目(柵の隙間・バッテリー点検・側溝や踏切への注意・部品点検・充電時の発熱注意)を示した図解

結論から言うと、介護ベッドは「柵の隙間」、電動車いすは「乗る前のバッテリーと周囲確認」を見直すだけで、多くの事故を防げます。

NITE(製品評価技術基盤機構)は敬老の日(9月21日)を前に、2016〜2025年度の10年間に報告された介護ベッド43件(うち死亡23件)、電動車いす59件(うち死亡34件)の事故情報を公表し、注意を呼びかけました。

介護ベッドの事故を防ぐ

介護ベッドの事故で最も多いのは、ベッド柵や手すりなどの隙間に首や体の一部が挟まれるケースです(23件)。ほかに部品の落下(5件)、火災(5件)も報告されています。介護ベッド事故のおよそ半数は、製品の不具合ではなく誤った使い方や組み合わせの問題が原因とされています。

  • JIS規格に適合したベッド・柵・マットレスを組み合わせて使う
  • 柵とマットレスの間、柵の隙間にスペーサーや保護カバーを入れてふさぐ
  • レンタル品・中古品は取扱説明書どおりの組み合わせか確認する
  • 部品のゆるみ・破損・きしみがないか定期的に点検する

電動車いすの事故を防ぐ

電動車いすでは、側溝や川への転落(26件)、踏切での列車との接触(13件)が主な事故として報告されています。電動車いす事故のおよそ8割が、製品の不具合以外(操作ミスや周囲確認の不足など)によるものとされています。

  • 乗車前にバッテリー残量と転倒防止装置の作動を確認する
  • 慣れない道・夜間の外出は、あらかじめ危険箇所を家族や介助者と確認しておく
  • 踏切・段差・側溝沿いでは速度を落とし、一時停止を徹底する
  • 定期点検(販売店・レンタル業者)を受け、異音や動作不良を放置しない

充電・保管時の注意

介護ベッド・電動車いすとも、電源コード周りのほこりや、バッテリー充電中の異常な発熱・焦げたにおいには注意が必要です。異常を感じたら使用を中止し、販売店やメーカーに連絡してください。バッテリー全般の扱いはモバイルバッテリーの発火を防ぐも参考になります。

まとめ

  • 介護ベッドは柵の隙間をふさぐことが最優先
  • 電動車いすは乗る前のバッテリー・転倒防止装置の点検と、道路環境の事前確認
  • 異常があれば自己判断で使い続けず、販売店・メーカーに相談する
  • リコール対象かどうかはリコール対象品の確認方法の手順で調べられる

情報の正確性について:事故件数・原因の内訳は2026年9月時点でNITEが公表した情報に基づきます。最新情報はNITE(nite.go.jp)の公式発表をご確認ください。

出典:NITE 介護ベッド・電動車いすの事故に関する注意喚起(2026年9月17日)

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図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

介護ベッドの事故で一番多い原因は何ですか?
NITEの集計(2016〜2025年度)では、ベッド柵・手すりなどの隙間に体の一部が挟まる事故が最も多く報告されています。次いで部品の落下、まれに火災も起きています。介護ベッド事故のおよそ半数は製品自体の不具合ではなく、誤った使い方や隙間の放置が原因とされています。JIS規格に適合した製品を選び、柵と マットレスの間にスペーサーや保護カバーを使って隙間をなくすことが基本の対策です。
電動車いすはどんな事故が起きていますか?
側溝や川への転落、踏切での列車との接触が主な事故として報告されています。電動車いす事故のおよそ8割が製品不具合以外(周囲の確認不足や操作ミスなど)によるものとされています。乗る前にバッテリー残量と転倒防止装置の状態を確認し、慣れない道は家族や介助者と一緒に危険箇所を事前に確認しておくと安心です。
介護ベッド・電動車いすに異常を感じたらどうすればいいですか?
異音・動作不良・充電時の異常な発熱やにおいなど、いつもと違う様子に気づいたら、自己判断で使い続けずに販売店やメーカー、レンタル業者に連絡してください。リコール対象になっていないかは、消費者庁のリコール情報サイト(recall.caa.go.jp)でも確認できます。詳しい調べ方は「リコール対象品の確認方法」を参照してください。

出典・参考情報

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