洗濯機のお手入れ基本|月1回の槽洗浄で臭いと汚れを防ぐ
洗濯機の嫌な臭いと黒いカス汚れは、槽の内側にたまったカビと洗剤残りが原因です。月1回の槽洗浄と日常の3アクションで予防できます。
洗濯物に臭いがつく・黒いカスが出る原因は、ほぼ「洗濯槽の内側に蓄積したカビと洗剤残り」です。槽洗浄は月1回、日常ケアは使用後の3アクションで完結します。
洗濯機が汚れる2つの原因
1. 洗剤の使いすぎによる残留 適量以上の洗剤は完全に流れ出ず、槽の内側に蓄積します。蓄積した洗剤残りがカビの栄養源になります。洗剤は規定量を守ることが前提です。
2. 使用後に蓋を閉めたまま放置 洗濯槽内の湿気が逃げずにカビが発生します。縦型は使用後に蓋を開けておくことが基本です。
国民生活センターの調査でも、洗濯槽のカビが洗濯物の雑菌・臭いの原因になるケースが報告されています。
槽洗浄の手順(月1回)
縦型洗濯機(塩素系クリーナー使用の場合)
- 槽洗浄コースを選択(ない場合は「槽洗い」や「おそうじ」コース)
- 規定量の槽洗浄剤を投入
- スタートして完了まで放置(3〜4時間程度)
- 終了後に蓋を開けて乾燥させる
酸素系クリーナー(過炭酸ナトリウムなど)を使う場合は、40〜50℃のお湯を使うと発泡効果が高まり汚れが浮きやすくなります。
日常ケアの3アクション(使うたびに)
- 洗濯後は蓋を開けて換気:内部の湿気を逃がし、カビの発生を抑える
- 洗剤の量は規定量を守る:入れすぎは残留→カビのエサになる
- 洗剤投入口も定期的に外して洗う:月1回が目安。洗剤カスが固まる前に水洗い
フィルターと排水口も忘れずに
糸くずフィルター(縦型)やドアパッキン(ドラム式)は洗濯後のたびに確認する場所です。
- 糸くずフィルター:毎回か2〜3回に1回取り出してゴミを除去
- ドアパッキン(ドラム式):水気が残りやすくカビの温床になりやすい。使用後にタオルで拭き取る
- 排水フィルター:月1回、詰まりがないか確認
やってはいけない失敗パターン
- 槽洗浄を半年以上しない→黒いカスが洗濯物につくようになってから対処では2〜3回の洗浄が必要
- 塩素系と酸素系を同時使用→効果が打ち消し合い、場合によっては有害ガス発生リスクがある
- 洗剤を多めに入れる→汚れが落ちるわけではなく、残留してカビのエサになるだけ
情報の正確性について:槽洗浄の方法は洗濯機のメーカー・機種によって推奨する洗浄剤や手順が異なります。取扱説明書を確認してから実施してください。
洗濯物の臭いが気になる場合は部屋干しを臭わせないコツも参考にしてください。洗濯洗剤の選び方は洗剤の使い分け(中性・酸性・アルカリ性)で確認できます。
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図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- 槽洗浄剤は塩素系と酸素系どちらを選べばいいですか?
- 臭いとカビが気になる場合は塩素系(市販の洗濯槽クリーナー)が高い殺菌力で有効です。ドラム式には酸素系が推奨されることが多く、取扱説明書を確認してください。酸素系は肌への刺激が少なくナチュラル派に人気ですが、塩素系より漂白・殺菌効果は弱めです。
- 黒いカスが出てきた場合、どうすればいいですか?
- 黒いカスは洗濯槽に蓄積したカビや汚れが剥がれたものです。槽洗浄剤を投入し、浮いてきたカスをネットですくい取りながら洗浄するサイクルを2〜3回繰り返してください。一度の槽洗浄で取りきれない場合は、数日おいて再度実施すると効果的です。
- 洗濯機は使い終わったら蓋を開けておくべきですか?
- 縦型洗濯機は使用後に蓋を開けて内部を乾燥させるのがカビ予防の基本です。ドラム式は子どもが入り込む危険があるため、取扱説明書で推奨される開閉方法を確認してください。また、洗剤の投入口は湿気がこもりやすいため、こちらも開けて乾燥させると効果的です。
出典・参考情報
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