車中泊避難の注意点|エコノミークラス症候群
災害時の車中泊避難で注意したいのがエコノミークラス症候群です。狭い座席で動かないと血栓ができやすくなります。こまめに体を動かす・水分をとるなど、厚労省の予防策を1枚図解で整理します。
災害時にやむを得ず車中泊で避難するとき、注意したいのがエコノミークラス症候群です。狭い座席で長時間動かないと、血の固まり(血栓)ができやすくなります。厚生労働省も予防を呼びかけています。こまめに動き、水分をとることが基本です。
なぜ車中泊で起こるのか
水分を控えて狭い座席に座り続け、足を動かさないと血行が悪くなり、血栓ができやすくなります。それが肺に詰まると重い症状(肺塞栓)を引き起こすことがあります。過去の災害でも、車中泊避難での発症が問題になりました。
予防の5つ
こまめに体を動かす。かかとの上下、足の指の運動、ときどき車外で歩きます。
水分を十分にとる。トイレを我慢して水分を控えるのは逆効果。こまめに飲みます。
アルコールを控える。利尿作用で脱水を招き、血栓のリスクを高めます。
ゆったりした服装で。ベルトをきつく締めず、眠るときは足を上げます。
横になれる工夫を。座ったままより、シートを倒して足を伸ばします。
やってしまいがちな失敗
「トイレに行きにくいから」と水分を控えるのが、最も危険な行動です。これは血栓のリスクを高めます。携帯トイレを用意し、水分はしっかりとりましょう。胸の痛み・息苦しさ・片脚の腫れが出たら、すぐ受診を。
情報の正確性について:本記事は厚生労働省の情報にもとづく一般的な予防の知識です。症状がある場合は自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。
在宅避難は在宅避難の基本、避難所生活は避難所生活の基礎知識、停電の備えは停電への備えと対応も参考にしてください。
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- エコノミークラス症候群とは何ですか?
- 水分を十分にとらず、狭い座席に長時間座って足を動かさないでいると、血行不良で血の固まり(血栓)ができやすくなり、それが肺などに詰まって重い症状を引き起こす状態です。災害時に車中泊避難をした人に起きた例が知られています。
- 車中泊で予防するにはどうすればよいですか?
- 厚生労働省は、ときどき軽い体操やストレッチをする、こまめに水分をとる、アルコールを控える、ゆったりした服装でベルトをきつく締めない、かかとの上下運動やふくらはぎを軽くもむ、眠るときは足を上げる、などを勧めています。可能ならシートを倒して足を伸ばし、横になれる工夫をしましょう。
- どんな症状が出たら注意が必要ですか?
- 胸の痛みや息苦しさ、片方の脚の腫れや痛みなどが現れたら、エコノミークラス症候群の可能性があります。我慢せず、すぐに医療機関を受診してください。
出典・参考情報
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