宿泊予約後に届く「カード確認」偽メッセージに注意
ホテルやBooking.comなどの予約サイトを装い、「カード情報が確認できないので手続きしないと予約がキャンセルされる」とリンクへ誘導する偽メッセージが2026年春から多発しています。本物の予約番号や宿泊日程を示すため見抜きにくいのが特徴。見分け方と正しい対応を1枚図解で整理します。
ホテルや「Booking.com」などの宿泊予約サイトを装い、予約後に「カード情報が確認できないため、手続きしないと予約がキャンセルされます」とリンクへ誘導する偽メッセージが2026年春から相次いでいます。実際の予約番号や宿泊日程を示してくるため本物に見えやすいのが特徴です。結論として、メッセージ内のリンクからカード情報を入力しないこと、確認は必ず公式アプリ・公式サイトから行うことが身を守る基本です。
どんな手口か
SMSやメッセージアプリ(WhatsAppなど)で、宿泊施設や予約サイトを名乗る連絡が届きます。本物の予約番号や日程を示しつつ、「カード情報が確認できない」「○時間以内に手続きしないとキャンセルになる」などと急かし、リンク先の偽サイトでカード番号や認証コードを入力させようとします。日本ホテル協会は2026年6月、予約者向けに注意を呼びかける異例の告知を出し、観光庁も事実関係の調査を始めたと報じられています。
偽メッセージを見分けるポイント
ポイントは「内容が正しくても安心しない」ことです。予約番号や日程が合っていても、それは情報が漏れた結果かもしれません。判断材料になるのは、(1) カード情報や認証コードを求めてくる、(2) 時間制限で急かす、(3) 連絡経路がSMSやメッセージアプリで、リンク先が見慣れないURL——という3つのサインです。これらが重なったら、リンクは開かず操作を止めてください。正規の連絡かどうかは、公式アプリや予約サイトにログインし、同じ連絡が残っているかで確認できます。リンクを踏んでしまった後の対処は詐欺サイトを踏んだ直後の対処に整理しています。
入力してしまったら
カード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社へ連絡して利用停止・再発行・不正利用の確認を依頼します。連絡先はカード裏面や公式サイトで確認しましょう。あわせて宿泊施設や予約サイトの公式窓口にも連絡してください。IDやパスワードを入力した場合は速やかに変更し、使い回しがあれば他のサービスも変更します。ネット決済まわりの基本はネット決済を安全に使う、偽サイトの見分け方は偽サイトの見分け方もあわせてご覧ください。
困ったときは消費者ホットライン「188」や、各都道府県警のサイバー犯罪相談窓口に相談できます。ほかのネットの注意点はネットの安全カテゴリにまとめています。
詐欺・防犯まとめ:この記事は詐欺・防犯まとめの一部です。手口を知る・被害に遭ったときの対処・ふだんの守りまでを一覧で整理しています。判断に迷うときは、お金を動かす前に消費者ホットライン188(いやや)・警察相談専用**#9110**(緊急時は110番)へ。 偽メール・偽SMS・偽サイトは、フィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp)にも情報提供できます。
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。
よくある質問
- 予約番号や宿泊日程が合っていれば本物のメッセージですか?
- 必ずしも本物とは限りません。今回多発している偽メッセージは、実際の予約番号や宿泊日程を示したうえでカード情報を求めてくるのが特徴です。予約サイトや宿泊施設の情報が何らかの形で漏れた可能性も指摘されており、内容が正しく見えても、メッセージ内のリンクからカード情報を入力するのは避けてください。
- メッセージのリンクからカード情報を入力してしまいました。どうすればよいですか?
- すぐにカード会社へ連絡し、利用停止や再発行、不正利用の確認を依頼してください。連絡先はカード裏面や公式サイトで確認できます。あわせて予約した宿泊施設や予約サイトの公式窓口にも連絡し、状況を伝えましょう。早く動くほど被害を抑えやすくなります。
- 本物の連絡かどうかを確かめる方法はありますか?
- 予約サイトの正規の連絡は、公式アプリやサイト内のメッセージ機能に履歴が残るのが一般的です。SMSやメッセージアプリ(WhatsApp等)でカード情報を求められた場合は、リンクを開かず、公式アプリ・公式サイトにログインして同じ連絡があるかを確認してください。不安なときは宿泊施設に電話で直接問い合わせるのが確実です。
出典・参考情報
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