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図解手帖 ZUKAI TECHO

給付金・還付金をかたる詐欺|手口と見分け方・被害を防ぐ行動

「給付金が受け取れます」「税金の還付があります」などをかたる詐欺の手口を解説します。SMSや電話でのアプローチ、ATMへの誘導、マイナンバーを使った詐欺など、最新の手口と対策を紹介します。

ネット 読了 4 分 公開:
給付金・還付金詐欺の手口と見分け方を示した図解
給付金・還付金詐欺の手口と見分け方を示した図解

給付金・補助金・還付金をかたる詐欺(「給付金詐欺」「還付金詐欺」)は、特殊詐欺の中で毎年被害額が大きい類型の一つです。実際の給付金制度があるタイミング(コロナ給付金・物価高騰支援・確定申告時期など)に合わせて詐欺が急増する傾向があります。

給付金・還付金詐欺の典型的な手口

1. SMS・メールで偽リンクを送ってくる

手口: 「【〇〇市】給付金のお手続きを行ってください。下記URLより申請ください」

  • 本物の市区町村・省庁のサイトに似せた偽サイトに誘導
  • 個人情報・クレジットカード番号・マイナンバーを入力させる
  • 「手数料」や「確認費用」として少額を決済させ、その情報でさらに大きな詐取

見分け方

  • 政府・自治体はSMSで手続きのURLを送ることをしない(公式情報は郵便が基本)
  • URLが公式サイト(.go.jp / metro.tokyo.lg.jp など)と異なる場合は偽サイト

2. 電話で「ATMに行って操作して」

手口: 「税務署の者ですが、過去の申告に誤りがあり3万円の還付があります。今日中にATMで受け取れます」

  • 電話口でATMへ誘導→「暗証番号を言ってください」「送金操作をしてください」
  • 本当は被害者の口座から詐欺師の口座へ送金させている(ATMで「受け取る」ことは技術上できない)

絶対的なルール「ATMで還付金・給付金を受け取る操作」は存在しない。ATMで操作するよう電話で言われたら100%詐欺。

3. 公的機関になりすました折り返し番号詐欺

手口: 「税務署の〇〇と申します。折り返し〇〇〇〇-〇〇〇〇まで連絡ください」

  • 電話帳・NTTタウンページではなく、詐欺師側の番号を教える
  • 折り返し先が詐欺師の話術の入り口になる

対策:折り返すときは必ず自分で電話番号を調べる(相手から教わった番号は使わない)。

4. マイナンバーカードを要求

手口: 「給付金の申請にマイナンバーカードが必要です。番号と画像を送ってください」

  • マイナンバーを入手→他の詐欺や不正利用に活用
  • マイナンバーカード画像を悪用して別のなりすまし犯罪に

絶対的なルール: 電話やSMSでマイナンバーの番号・カード画像を求められた場合は詐欺。行政機関は電話でマイナンバーを要求しない。

詐欺の「強引さ」のパターン

詐欺師は以下のような言葉で焦らせます。これらが出たら「詐欺」と判断してください:

  • 「今日中に手続きしないと受け取れなくなります」
  • 「期限が〇〇時です」
  • 「信じてくれないなら上の者に代わります」
  • 「この電話は録音しています(警告的に)」
  • 「警察が関係していますが、他の人には言わないでください」

焦らせる・秘密にさせる = 詐欺の典型パターンです。家族や警察に相談する時間を与えないようにするのが詐欺師の目的です。

被害に遭いそうになったときの対処

  1. 一度電話を切る(「折り返す」と言って切っても問題ない)
  2. 家族・信頼できる人に相談する
  3. 市区町村・税務署の代表番号に自分で電話して確認する(電話帳・公式サイトで調べる)
  4. 不安なら最寄りの警察署・消費生活センター(188)に相談する

もし既に情報や金銭を渡してしまった場合:

  • すぐに銀行に連絡して口座を止める
  • 警察(110番または最寄りの警察署)に届け出る
  • 消費者ホットライン「188(いやや)」に相談する

→ その他の詐欺に遭ったときの相談窓口は消費者トラブルの相談窓口と手順を参照。

給付金・制度の確認は公式ルートだけ

本物の給付金情報を確認するとき:

  • **政府・省庁のサイト(.go.jp)**を自分でブラウザで開いて確認
  • 市区町村の公式サイト(市区町村名+給付金でGoogle検索)
  • 届いた**郵便(封書・はがき)**に書かれた問い合わせ先(0570-XXX等)

SMSや電話で教わったURLや電話番号は使わない、が基本ルールです。

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

本物の給付金の案内と詐欺をどうやって見分けますか?
本物の政府・自治体からの給付金案内は「郵便(書留・特定記録)」が基本です。SMSや電話で「給付金が受け取れます」「手続きしてください」と連絡してくることは原則ありません。SMSが来ても、そこに書かれたURLや電話番号は使わず、自分で政府・自治体の公式サイトを調べて確認してください。
「還付金があります」と電話が来ました。本物ですか?
税務署・市区町村が「電話で還付金があることを知らせる」ことはほとんどありません。特に「ATMに行って操作してください」「今日中に手続きしないと還付金を受け取れなくなります」という場合は100%詐欺です。電話を一度切り、自分で税務署・市区町村の代表番号(電話帳やNTTタウンページで調べる)に折り返してください。
「マイナンバーカードを教えてください」と言われました。
電話やSMSで「マイナンバーを教えてください」「写真を送ってください」と求められた場合は詐欺を疑ってください。マイナンバーは行政手続きの申請書類に記入することはありますが、電話やメッセージで番号や画像を求められることはありません。絶対に教えないでください。

出典・参考情報

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