台風が過ぎたあとにやること|7つの自宅チェックリスト
台風通過後の安全確認と自宅点検の手順を7項目のチェックリストで整理。電線・屋根・雨漏り・浸水・食品安全まで、台風後に最初にやるべきことを出典付きで解説します。
台風が通過した直後は「終わった」と安堵しがちですが、最も事故が起きやすいのは台風通過後の数時間です。屋外に出る前に確認できることから始め、順番にチェックしていくのが基本です。
まず室内から確認する
台風後にすぐ外へ出るのは危険です。最初は室内から確認できることを済ませましょう。
雨漏りと浸水の確認:天井・壁・窓まわりに水の染みやシミが出ていないか確認してください。浸水・雨漏りを発見したら、48〜72時間以内に乾燥させることがカビ防止の基本です。被害は補修の前に必ず写真で記録します。
ガス漏れの確認:異臭がある場合は窓を開けて換気し、ガスの元栓を閉めてからガス会社に連絡します。ライターなど火気は使わないでください。
ブレーカーと電気設備:浸水や漏電のおそれがある場合は、ブレーカーを落としてから状況を確認します。水が引くまで電気機器には触れないようにしましょう。
屋外の確認(安全情報が出てから)
気象庁・自治体の「暴風警報解除」を確認してから屋外に出ます。台風の強風域を抜けていても、増水・土砂崩れのリスクは続くことがあります。
電線・電柱の損傷を発見したら近づかない:切れた電線は非常に危険です。絶対に近づかず、地域の電力会社(東京電力・中部電力・関西電力など)に連絡してください。
屋根・外壁・ブロック塀の目視確認:ひび割れ・損傷・ずれがないか確認します。屋根に登っての確認は転落リスクがあるため、地上からの目視にとどめ、損傷は業者に依頼してください。
排水溝・側溝の詰まり清掃:土砂・落ち葉で詰まっていると、次の降雨で浸水リスクが高まります。ゴム手袋を着用して安全に清掃しましょう。
被害の記録と申請
被害がある場合は、応急処置の前に必ず写真・動画で記録しておきます。スマートフォンで撮影すれば日時が自動記録されます。罹災証明書が必要になる場合は市区町村の窓口へ申請してください。火災保険・共済の申請にも被害写真と罹災証明書が役立ちます。
停電後の食品安全
台風で停電があった場合、冷蔵庫は扉を開けなければ停電後2時間程度は概ね安全とされています。浸水や水が入った食品、外観に異常がある食品は廃棄を優先してください。食品保存の基本は食品保存の基本で整理しています。
台風前の備えと一連の行動は台風への備え(72時間前〜)で確認できます。浸水・洪水への備えは水害・洪水への備え、停電対策は停電への備えも参照してください。
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図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- 台風が過ぎてもすぐに外に出ないほうがいいですか?
- はい、台風が通過した直後でも増水した河川・用水路・側溝への接近は非常に危険です。倒木・飛散した瓦・切れた電線など、外出すると危険な状態が残っていることがあります。気象庁・自治体が「暴風警報解除」の情報を出してから外出するのが基本です。
- 台風の被害を火災保険で補償してもらえますか?
- 台風による屋根・外壁・窓ガラスの損傷や風災・水災(浸水)は、火災保険の補償対象となる場合があります。ただし契約内容によって異なります。被害直後に写真を撮って保存し、保険会社に早めに連絡してください。罹災証明書(市区町村発行)が申請に必要になる場合があります。
- 台風後に雨漏りを発見したらどうすればよいですか?
- まずバケツや吸水タオルで室内への被害を最小限に抑え、天井・壁のシミ・変色がないか確認してください。48〜72時間以内に乾燥させないとカビが発生するリスクが高まります。補修を業者に依頼する前に、被害状況を写真で記録しておくと保険申請がスムーズです。
出典・参考情報
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