水道・ガスの節約
水道・ガス代の節約は「使い方の習慣」を少し変えるだけで継続しやすい。効果が見込まれる習慣と、見落としやすいポイントを整理します。
水道・ガス代は「節約しにくい」と思われやすいですが、使い方の習慣を少し変えるだけで継続的な削減が見込める分野です。特に給湯(お湯の使い方)は水道とガス代の両方に影響するため、見直し効果が出やすいポイントとされています。
注記:この記事は水道・ガス節約の一般的な考え方を紹介するものです。特定のガス事業者・節水製品の推奨ではありません。節約効果は住宅設備・生活状況によって異なります。
水道代の節約
給湯(お湯)の使い方が最大の変数
水道使用量の中でも給湯(シャワー・お風呂・洗い物)に関わる分は、水道代とガス代の両方に影響します。
効果が見込まれる習慣:
- シャワーの時間を意識して短くする(10分→8分でも差が出る場合がある)
- シャワー中の「流しっぱなし」を減らす(身体を洗う・シャンプーをすすぐ間の水を一時止める)
- お湯の温度設定を使用目的に合わせる(洗い物は40〜42℃程度で十分なケースが多い)
洗濯・食器洗いの見直し
洗濯機:
- 洗濯はまとめてまわす方が1回あたりの水使用量が少なくなります
- 節水モード・水量設定を確認する(自動設定でも、衣類の量に合わせた設定が有効な場合がある)
食器洗い:
- 食洗機がある場合、「手洗いより食洗機の方が少ない水で洗える」場合があるとされています(機種・使い方によって異なります)
- 手洗いの場合は「ため洗い」(桶にためて洗う)が流しっぱなしより水使用量が少ないとされています
ガス代の節約
給湯器の設定温度
家庭の給湯器の設定温度が高すぎると、蛇口でお湯と水を混ぜる必要が生じます。この場合、設定温度を下げる(一般に40〜42℃程度が目安)ことで、水とガスの両方を節約できる可能性があります。
注意: 設定温度は使用目的(シャワー・入浴・手洗い等)に合わせた判断が必要です。低くしすぎると衛生上の問題が生じる可能性があるため、給湯器メーカーの推奨範囲を確認してください。
コンロ・調理時のガス節約
- 鍋・フライパンに合ったサイズの火力を使う(大きすぎる炎は無駄になりやすい)
- 蓋をして加熱する(熱が逃げにくく加熱時間が短縮できる場合がある)
- 余熱調理を取り入れる(カレー・煮物等は最後の加熱を弱めて余熱を活用)
給湯器の寿命と交換
給湯器は一般的に10〜15年が耐用年数の目安とされています。古い機器は効率が落ちている場合があり、買い替えで光熱費が下がるケースも報告されています。修理と交換のどちらが有利かは使用年数・故障状況によって異なります。
まとめ
- 給湯(お湯の使い方)は水道・ガス両方に影響するため優先して確認
- シャワー時間・流しっぱなしの改善は効果が見込みやすい
- 給湯器の設定温度を確認・適正化する
- 洗濯・食器洗いは「まとめ・ため洗い」が有効なことが多い
- 給湯器は耐用年数を確認し、古い場合は交換検討も視野に
情報の正確性について:省エネ・節水の効果は住宅設備・使用状況によって異なります。詳細は資源エネルギー庁の省エネポータルや国土交通省の情報をご参照ください。
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図解手帖編集部 編集部
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よくある質問
- シャワーとお風呂(浴槽)はどちらが水道・ガス代が安いですか?
- 一般的にはシャワーのみの方が水使用量が少ないとされていますが、シャワーの時間・水量・お湯の温度設定によって変わります。家族複数人で浴槽のお湯を使い回す場合はシャワーより安くなるケースもあります。どちらが節約になるかは使い方・家族構成によって異なるため、ご自身の使用状況で確認することが有効です。
- 節水シャワーヘッドは効果がありますか?
- 節水シャワーヘッドはシャワー時の水流量を減らす機能があり、水道・給湯に使うガスの節約が見込める場合があります。ただし製品によって性能に差があり、使用感(水圧・温度)も変わります。購入前に製品の流量スペックを確認することが推奨されています。
- ガスのプラン変更・乗り換えは節約になりますか?
- ガスは自由化によって一部の地域で小売事業者の選択が可能になっています。ただし地域・使用量・現在の契約内容によって乗り換えのメリットは異なります。比較する際は「基本料金+従量単価×使用量」の合計で試算することが重要で、詳細は資源エネルギー庁や各事業者の情報をご確認ください。
出典・参考情報
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