災害情報の取り方・デマ対策|信頼できる情報源リスト
災害時はデマや誤情報が大量に流れます。正確な情報を取るには「どこを見るか」を事前に決めておくことが重要です。信頼できる公式情報源と、デマを見分けるポイントを整理します。
災害時、SNSには誤情報・デマが大量に流れます。2011年の東日本大震災では「○○工場が有害物質を放出」「スーパーが無料開放」などの虚偽情報が拡散し、混乱を招きました。正確な情報を取るための「事前の準備」と「デマの見分け方」を整理します。
信頼できる公式情報源リスト
以下を「災害時に最初に見る情報源」として今すぐブックマークしてください。
気象・避難情報
- 気象庁 jma.go.jp:警報・注意報・警戒レベル情報
- NHK防災 nhk.or.jp/bousai:速報・ライブ映像・避難情報
- 居住地の自治体公式サイト:避難所情報・給水拠点・道路状況
安否確認・支援情報
- J-anpi(安否確認サービス):複数の安否情報を一元検索
- 171(災害用伝言ダイヤル):音声メッセージで安否を伝える
- 内閣府 防災情報のページ bousai.go.jp:支援制度・復旧情報
ライフライン情報
- 電力会社公式サイト・アプリ:停電情報・復旧見込み
- 水道局の公式SNS・サイト:断水情報・給水車情報
- 国土交通省道路情報 mlit.go.jp:通行止め・緊急通行情報
デマの見分け方:5つのポイント
1. 出典がない情報は疑う
「〇〇らしい」「〇〇と聞いた」という伝聞情報は、出典(公式発表・報道機関名)がない限り信用しない。
2. 日付・時刻を確認する
「現在」「今」と書かれていても、数年前の情報が再拡散されているケースが多い。投稿の日付・時刻を必ず確認する。
3. 「リツイートしてください」は要注意
「緊急」「拡散希望」の文言がついた情報は、実際にはデマや意図的な煽り情報が多い。拡散前に公式情報源で確認する。
4. 感情に訴える内容は立ち止まる
「今すぐ逃げないと死ぬ」「○○に行ってはいけない」など恐怖・緊急性を煽る情報は、慎重に確認してから行動する。
5. 公式情報源で検索して確認する
不明な情報は、該当の自治体・気象庁・電力会社などの公式サイト・SNS公式アカウントを直接確認する。
災害時の情報収集の優先順位
- 緊急速報メール(エリアメール):スマートフォンに自動着信。避難指示・津波警報など最高緊急度の情報。
- NHKラジオ・テレビ:停電でもラジオは電池式で受信可能。最も信頼性が高いメディア。
- 自治体の防災無線:屋外スピーカーと戸別受信機で案内。
- 気象庁・自治体公式サイト:スマートフォンがつながる場合はファーストチェックをここで。
- SNSの公式アカウント(気象庁・自治体・NHK):公式アカウントのみを参照。一般ユーザーの投稿は補足情報として扱う。
「シェア前に30秒」習慣を持つ
デマ拡散の最大の防止策は「シェアしないこと」です。情報を受け取ったら、
- 出典を確認する(公式かどうか)
- 日付・時刻を確認する
- 公式情報源で検索する
この3ステップに30秒かけるだけで、デマの拡散に加担するリスクを大きく下げられます。
まとめ
- 気象庁・NHK・自治体公式サイトを今すぐブックマーク
- 「出典なし・日付不明・拡散希望」の情報は信用しない
- 緊急速報メールの受信設定を今確認しておく
- シェア前に30秒・公式情報源で確認する習慣を
出典:内閣府「防災情報のページ」、気象庁「気象情報の利用」、消防庁、NHK防災。詳細は各公式サイトをご確認ください。
家族の災害連絡ルールの作り方や避難所生活の基礎知識もあわせて確認してください。
この記事を書いた人
図解手帖編集部 編集部
暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。
よくある質問
- 災害時にSNSの情報はどこまで信用してよいですか?
- SNSは速報性が高い反面、デマ・誤情報・古い情報の再拡散が混在します。SNSで情報を得たら、必ず気象庁・自治体・NHKなどの公式情報源で裏付けを取ることが原則です。「〇〇で火事」「△△の道路が通れない」等の情報は、公式アカウントや自治体サイトで確認するまでは信頼しないでください。
- 緊急速報メール(エリアメール)はどうすれば受け取れますか?
- 緊急速報メールは対応エリア内にいるスマートフォンに自動配信されます。特別な設定や登録は原則不要ですが、端末によっては「緊急速報メール受信設定」をオンにする必要があります。iPhoneは「設定→通知→緊急速報」、Androidは機種によって設定場所が異なります。災害が少ない平時に設定を確認しておくことを推奨します。
- デマかどうか判断できない情報はどうすればよいですか?
- 判断できない情報は拡散しないことが大原則です。「〇〇が危険らしい」「物資が不足しているらしい」といった曖昧な情報は、多くの場合デマか古い情報です。確認できるまで周囲に伝えないだけで、デマの拡散を止めることができます。「シェアする前に30秒待つ」習慣が有効です。
出典・参考情報
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