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図解手帖 ZUKAI TECHO

高齢の親を詐欺・災害から守る準備|子世代がやることまとめ

離れて暮らす高齢の親のための備えを子世代の視点でまとめました。固定電話の詐欺対策(留守電・国際電話の利用休止)、スマホの設定、実家の防災点検、お金とデジタルの整理——帰省時にやることを図解手帖の記事を横断して案内します。

ネット 読了 4 分 公開:
高齢の親を詐欺と災害から守る準備を5つにまとめた図解
高齢の親を詐欺と災害から守る準備を5つにまとめた図解

高齢の親を狙う特殊詐欺の入口の多くは固定電話です(出典:警察庁)。そして災害への備えも、離れて暮らす子世代が動かないと進みません。この記事は、「高齢の親のために子世代がやること」を軸に、図解手帖の関連記事を横断するまとめです。個別の手口や手順は各記事に任せ、ここでは全体の順番を示します。

結論:やることは5つ。帰省時にしかできないものから。

  1. 固定電話の設定——留守電常時オン+国際電話の利用休止
  2. 合言葉と家族ルール——お金の電話は一度切って家族に確認
  3. スマホの詐欺への備え——「入力させるのは詐欺」を共有
  4. 実家の防災点検——警報器・家具固定・備蓄・ハザードマップ
  5. お金とデジタルの整理——元気なうちに少しずつ

1. 固定電話の設定|犯人と「直接話させない」

警察官・役所・銀行をかたる電話詐欺は、本人がどれだけ賢くても、話してしまえば不利です。対策はそもそも直接話させないこと。留守番電話を常時オンにして、知っている相手にだけかけ直す運用に変えます。ナンバーディスプレイや迷惑電話防止機能付き電話機も有効です。

さらに、近年は国際電話番号からの詐欺電話が急増しています(出典:警察庁)。海外との通話を使わない家なら、国際電話不取扱受付センターに申し込むと、固定電話の国際電話の発着信を無償で休止できます。申込書は警察署にも用意されており、高齢者世帯の申込支援も行われています。かたる相手別の手口はニセ警察官詐欺電話でお金を要求する詐欺国際電話番号からの着信で詳しく解説しています。

2. 合言葉と家族ルール|「一度切る」を決めておく

手口は変わり続けるため、個別の手口の暗記よりルール化が効きます。決めるのは2つだけ。「お金・キャッシュカード・暗証番号の話が出たら、一度電話を切って家族にかける」、そして本人確認のための家族の合言葉です。「留守電にして」「合言葉を決めよう」は、帰省時の食卓で10分あればできます。

3. スマホの詐欺への備え|「入力させるのは詐欺」

スマホを使う親には、SMSやメールから偽サイトに誘導する手口への備えが必要です。伝えるべき原則は1つ、「メールやSMSのリンクから、暗証番号・カード番号を入力するのは全部詐欺」。手口の実例はSMS詐欺の見分け方フィッシング詐欺の基本給付金詐欺へ。マイナポータルなど行政の通知を装う手口と本物の見分け方はマイナポータルのお知らせの見方にまとめています。万一入力してしまったときの対処(クリックしてしまったら)も、親のスマホのブックマークに入れておくと安心です。

4. 実家の防災点検|帰省時の6項目

防災は「話す」より「点検する」が進みます。火災警報器の作動確認と10年交換、寝室の家具固定、水・食料・薬の備蓄、ハザードマップの共有、避難支援の登録、171の練習——**帰省時にやる6項目は実家の防災点検リスト**にまとめました。同居家庭の場合は乳幼児・高齢者がいる家庭の防災が対応します。

5. お金とデジタルの整理|元気なうちに少しずつ

詐欺・災害への備えの土台は、親の資産と契約の全体像を家族が把握していることです。口座・保険・サブスクの棚卸し、スマホやネットのアカウントの整理は、デジタル遺品の生前整理から始めるのが現実的です。物の片づけは実家の片づけを揉めずに始めるへ。年金まわりの書類の見方(ねんきん定期便)を一緒に確認するのも、お金の話を自然に始めるきっかけになります。

手口や対策サービスは変わり続けます。最新の手口・相談先は警察庁の特殊詐欺対策ページ(SOS47)や、警察相談専用電話「#9110」でご確認ください。

詐欺・防犯の記事一覧はこちら

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この記事を書いた人

図解手帖編集部 編集部

暮らしの実用情報を1枚図解+解説でお届けする編集部です。公式・一次情報を出典に、断定を避けた正確な情報発信を心がけています。

よくある質問

親の固定電話の詐欺対策は何から始めればいいですか?
「犯人と直接話させない」が原則です。留守番電話を常時オンにして、知っている相手にだけかけ直す運用に変えるのが第一歩です。あわせて、海外との通話を使わないなら国際電話不取扱受付センターへの申込みで国際電話番号からの発着信を無償で休止できます。申込書は警察署にも用意されています。
親が「自分は騙されない」と対策を嫌がります。
正面から説得するより、「最近は手口が巧妙で、警察官や役所をかたるので誰でも危ない」「自分(子)が安心したいからお願い」という伝え方が受け入れられやすいです。また、対策を「あなたのため」ではなく「留守電にしておけば勧誘電話も減って楽になる」など、親自身のメリットとして示すのも有効です。
帰省は年に1〜2回です。優先順位はどうすればいいですか?
帰省時にしかできないこと(固定電話の設定・家具の固定・警報器の点検)を優先し、遠隔でできること(ハザードマップの確認・171の練習・合言葉決め)は電話やビデオ通話で進めます。1回の帰省で全部やろうとせず、この記事の順に1つずつで十分です。

出典・参考情報

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